西南女学院大学の評判・口コミ【保健福祉学部編】

西南女学院大学の特徴

西南女学院大学はキリスト教の女子大学で校内にはチャペルがあります。1年時には毎週木曜日に礼拝があり、賛美歌を歌います。特徴的なサークルにハンドベルクワイヤーがあり、礼拝や学校行事の際にハンドベルの演奏をきくことができます。北九州市小倉北区の小高い丘に立地しており、地元の人からは『お嬢様大学』のイメージがあるようでキャンパス内は教職員以外の男性は原則立ち入り禁止です。しかし、学祭時には他大学の学生の立ち入りが可能です。また、近くの大学との合同サークルがあるため、女子大とはいえ出会いの場はあるみたいです。

満足していること：ゼミ・研究室

福祉学科では社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士、養護教諭が目指せます。自分がなりたい職業に対する専門的な学習をするため、その道のプロフェッショナルである先生方が開くゼミが大変勉強になります。研究テーマを考えたり、それをゼミのみんなで共有したり、各ゼミで活動は異なりますがマンモス大学とは違い少人数の大学のため一人ひとりを先生方がサポートしてくださり、相談しやすいのも魅力です。卒論はそれぞれのゼミによってするところとしないところがあるので、自分の負担を考えて選択することができるのが良いです。

満足していること②：進路・就職

専門的な資格取得を目標にしたカリキュラムのため、国家試験合格率が全体的に高いです。その分野で働く卒業生や国家試験を経験した先輩から受験に関するお話を聞く縦の関係での共有が可能です。授業自体が国家試験に対応している点や図書館にある本が専門的で充実しているので国家試験のある専門職を目指している方は勉強しやすい環境です。もし、試験に合格できなかった場合も自分の関心のある分野での就職をサポートしてくれます。また、就職に向けた特別な授業や外部講師を招いた講座があるため強みになります。

不満に感じていること：部活動

正直、部活動は盛んではありません。やっている人はやっているというくらいで部活動をしている人は少数派だったり、なんの部活動があるかわからないという人が多いくらいの認知度です。というのも、それぞれの学科での専門的な学習に追われていることや看護学科や福祉学科では実習期間が多いため活動しにくいということも関係あるのかもと思います。大学でも中学や高校のように部活動に励みたい！活動を積極的に行いたい！という人にはおすすめしません。

不満に感じていること②：アルバイト・インターン

西南女学院大学では原則アルバイトは20時まで、と言われています。まあ守らない人がほとんど、というか20時までに上がれるようなアルバイトって飲食店なんかだとほとんどないと言って過言ではないと思いますが大学ではそういった決まりが存在しています。また、専門的な学習や資格取得にむけた勉強は割と忙しく、全然アルバイトに入れない…なんてことも多々あります。そのため奨学金や金銭的な親のサポートがないとアルバイトだけでは苦しいと思います。

西南女学院大学のおすすめ学部：保健福祉学部

保健福祉学部では社会福祉士にプラスワンの資格として精神保健福祉士や心理士、養護教諭のいずれかが選択可能です。W資格取得は大変ですが、それをサポートする制度が充実しているため、将来選択が広がる勉強ができることがおすすめです。

西南女学院大学に通って良かった？

日々の学習や実習で忙しいし、課題に追われる毎日ですが、自分がなりたい職業に対する勉強ができていると思います。人数はそんなに多くない小さな大学ですが、皆同じ目標にむかって勉強しているというのがモチベーションアップになります。先生方も専門的な知識や経験があるため教わることがとても多いです。なりたい職業が決まってきたりこの分野で働きたいというビジョンがある人にとっては勉強の環境が整っているので良いと思います。