秋田大学の評判・口コミ【教育文化学部編】

志望理由

1人親だったので、秋田県内の大学に通おうと考えていました。高校2年生の時に教育に対して疑問意識を持ち始め、教育を学ぼうと思い大学を探していました。学力日本一の秋田県で教育を学ぶことで、良い教育とは？ということを考えられると感じたので秋田大学にしました。教育に対する疑問意識の中でも、なぜこんな教員が生まれてしまうのか？を知りたいと思っていたので教員養成コースである教育実践コースを志望していました。推薦と一般入試の両方を受けましたが、推薦入試で落ち、一般入試で合格することができました。

大学で勉強していること

教育については全般的に学びました。教育の歴史や理念などの教育に関する知識や教育の実践に関する実験などの指導方法についてのノウハウ、教育実習などを通した実践など、教育に関わることは網羅的に勉強したと思います。教員を養成することが目的のコースだったので、良い教員になるには？を念頭に置いてカリキュラムが組まれていたように感じます。特に実践に重きを置いており、2週間程度の教育実習が年に2回以上あったと思います。

満足していること：専門性のある大学の教授が多い

自分の目的を達成することが出来たので、満足です。教育について網羅的に学べるようなカリキュラムになっていたので、自分の目的に対する学びがしやすかったです。学習する環境が整っており、提携している学校や保育園なども多く実践する機会が多かったです。また、教員歴の長い大学教授も多く、とても多くの知見を共有してもらえました。理工学部や医学部も近くにあり、様々な視点を共有しやすい環境でした。教員として多様な価値観に触れられたのはいい経験でした。

不満に感じていること：大学教授の価値観が古い

確かに教員歴が長く、とても知見が多いのですが、逆に経験に足を取られてしまって価値観が古いなと感じることも多々ありました。現代のスマホ社会やネット社会に対しての対応がとても遅れているような印象でした。ネットに触れることがそもそも悪のように捉えている教授もいるので、最新の教育には弱いのかもしれないと思いました。古い価値観をもっている教授との議論をすることで、自分の価値観がブラッシュアップされる感覚もあると思いますが。

秋田大学のおすすめ学部：教育文化学部

自分が満足しているということが大きいです。教育文化学部は地域文化学科と教育実践コースという2コースに分かれており、その中で自分の興味に合わせたことを学習できます。また、そのコース内でも移動することが出来る制度があります。そのため、自分の興味があまり定まっていない人でも、一旦コースに入ってからでも興味のある分野を研究することも可能です。

秋田大学に通って良かった？

実践が多い点において、他の大学よりも実践経験が積めたことがとても良いと思っています。また、実践の機会が多い割に授業時間が割と少なく、アルバイトの時間に充てることもできたので文武両道を進めることが出来たのも良かったと思います。教育現場視察などで全国から先生が集まる県でもあるので、秋田の教育を真似して、子どもたちの学力を上げたい！という熱意ある人であればとても有意義な時間を過ごせる環境だと思います。