信州大学の評判・口コミ【教育学部編】

志望理由

文系だったので文系の学部の中から消去法で選びました。大学は国立で自分の住んでいる所から近くて、教育学部がある大学を探して、順番にホームページを見てどんな学科があるのかを調べました。その中で一番面白そうだと思ったのが、教育の中の野外教育という分野です。それは日本で信州大学にしかなかったので必然的に第一志望になりました。この大学は願書を出す時点で第一希望に加えて第二希望も設定できたので、第二希望には小学校免許が取れて特定の科目のコースではない特別支援教育コースを選びました。特定の科目のコースを選びたくなかったのは、これといって特に得意な教科がなかったからです。結果第一希望は落ちてしまい、第二希望のコースに入学しました。

大学で勉強していること

一年時は一般教養の科目から好きな授業を選択することができたので、野外教育や心理学中心の授業を選びました。二年時からは専門科目が増えたので、初等教育や特別支援教育について学びました。初等教育は国語、算数、理科、社会、体育、音楽、生活、道徳などすべての科目の基礎的な知識に加えて、それらをどうやって教えるかという指導法について学びました。特別支援教育に関しては病気や疾病の基礎的な知識とどのように教育を行うかという指導法について、病弱児、肢体不自由児、知的障害児などそれぞれ勉強しました。

満足していること：寮制度が整っている

私は大学一年生のときからずっと大学の寮に住んでいます。大学の寮はすごく安く、また食事も出るので生活面でとても助けられました。寮では毎月のようにイベントもあり、自分の階以外の人とも交流することができる機会がたくさんあります。入学してすぐ友達ができるかとても不安でしたが、寮に入ったためすぐにその心配はなくなりました。一人暮らしをしている人たちには寮生だと言うと羨ましがられるくらいでした。寝食を共にするとやはり仲良くなるスピードも圧倒的に速いと思います。

不満に感じていること：たこ足キャンパス

私の大学は一年時は全学部同じキャンパスですが、二年時からは５つの校舎に分かれます。これが近ければ問題ないのですが、私の一年時の松本キャンパスから二年時以降の長野キャンパスは車で２時間くらいかかる距離にあります。にもかかわらず、サークルや部活に所属している場合キャンパス関係なく引き続き松本キャンパスへ通い続けないといけないので、これがものすごく学生の負担となっていると思います。ガソリン代などはもちろん学生たちで負担しなければならず、結局私は全てのサークルをやめてしまいました。

信州大学のおすすめ学部：繊維学部

日本に一つしかない学部ということもあり、教授や研究室など環境がとても充実していると繊維学部の生徒が言っていたからです。繊維学部には目的意識をしっかりと持って入っている人たちが他の学部に比べて多いように感じるので、高い志を持った仲間たちと勉強することができると思います。

信州大学に通って良かった？

自然に囲まれた環境で勉強することができるというのは、とてもよかったです。遊ぶところは少ないですが、だからこそ気が散ることなく勉強に集中できると思います。私の所属している教育学部に関して言えば、実習が他の学校と比べて多いのが良いと思います。毎年教育実習があり大変ですがその分、本当に教師になりたいのか、どんな教師を目指すのか、など自分の将来について真剣に考える機会となっていると思います。