明治大学の評判・口コミ【総合数理学部編】

志望理由

もともとデザイン系に興味があり、イラスト制作が趣味だったので、デザイン、都市工学、都市環境、プログラミングなど、それらに近しいことを学べる大学を受験しました。高校時代は東京大学理科一類のみを受験し不合格だったので予備校に通いつつ浪人しました。明治大学は浪人時の第五志望であり、第一志望は東京大学理科一類、第二志望が横浜国立大学都市科学部都市基盤学科、第三志望は早稲田大学基幹理工学部学系Ⅲ、第四志望は早稲田大学人間科学部人間環境学科でした。それ以外の大学がすべて不合格だったので、センター利用後期で合格した本学科に入学しました。

大学で勉強していること

即戦力になるようなプログラミングの知識や資格取得、研究レポートの適切な書き方などの授業に加えて、それを応用するUI・UXに関してより抽象的な知見を教わります。1年生の春学期からProcessingという言語を用いて、基本的なプログラミング方法を学びます。1年生からゼミ配属があり、先輩や教授の研究内容を体験したり、学科内、ゼミ内でアカデミックで説得力のある、または作成したコンテンツで人を楽しませるような研究発表を行います。

満足していること：ニッチなサークル活動が活発

他の学科に比べて授業内容に興味を持って入学してきた人が多いので、サークル活動のなかにもプログラミングやPCについての知見を共有するサークルや、音楽、イラスト、映像、プログラミングな総合的なコンテンツ制作をするサークルがあります。先輩の中には授業内容を大幅に超えた知識を持っている方や、映像制作や楽曲制作ですでに仕事をしている方もいて、そのジャンルについて教えていただくことはもちろん、依頼実績や発表を頻繁に目にすること自体が自らのモチベーション向上につながります。

不満に感じていること：キャンパスが狭い

中野キャンパスはとても清潔で綺麗な建物ではあるのですが、国際日本学部と総合数理学部、その大学院がすべてひとつの建物にまとめられています。食堂などは明らかに学内の全員が収容できる規模ではなく、自分の好きなメニューを、または好きなタイミングで食事をとるためには、昼休みを外した空きコマなどの時間で食堂で食べる、テイクアウト品やカップラーメンなどを買って研究室や教室、談話ラウンジで食べるなどの工夫が必要になります。また、移動のしやすさは確かに大きなキャンパスにはない利点ですが、和泉キャンパス、生田キャンパスがそれぞれ独立した文化祭（明大祭・生明祭）を開催している点、また、中野キャンパスのサークルが文化祭に出るには明大前なり生田なりまで遠征しなければならないことを考えると、もう少しキャンパスの規模が大きくてもいいんじゃないかなあと思ってしまいます。

明治大学のおすすめ学部：総合数理学部

手前味噌にはなりますが、総合数理学部は非常にいい学部だと思います。キャンパスの規模としては生田、和泉には及びませんが、新設されたキャンパスだけあって構内は非常に綺麗ですし、特に先端メディアサイエンス学科は一年次からゼミ配属があり、必然的な少人数での活動があるため友達を作るのにも困りません。学科人数が120人程度ということもあり、和気あいあいとした雰囲気のなかで勉強に打ち込めます。キャンパスの立地もよく（最寄り駅JR中野から徒歩8分程度）、授業後のアルバイト、遊びにも事欠きません。前述したように先を見据えた情報系学部であり、10年先20年先にもクリエイター、エンジニアとして活躍するために必要な知識を吸収でき、すでに活躍している同輩、先輩もたくさんいます。強く入学をお勧めします！

明治大学に通って良かった？

学びたい分野と授業内容がよく合致しており、それ以外にも資格取得のための授業や、学術論文の書き方に関する授業など、生徒の活躍を幅広くサポートするカリキュラムが組まれていると思います。また、必修単位も比較的ゆとりがあり、選択単位には音楽系、映像系など興味分野にさらに合致する授業が多いため、大学での学びに大いに主体的に楽しんで取り組むことができます。ゼミ配属が一年生からあることで教授や先輩との距離も近く、気軽に質問・相談できる上、同輩にも優秀な生徒が多く、さらには大学院生のTAシステムもあり、躓いた生徒のフォローアップ体制も整っていてとても良い環境だと思います。