筑波大学の評判・口コミ【生命環境学群編】
最終更新日:2023/03/07
旧二文理大, 筑横千(横千筑、筑横千首)
筑波大学 生命環境学群 生物学類に現在通っている4年生から聞いた、筑波大学の魅力や雰囲気、特色をご紹介します。「研究施設・設備が整っている」「周囲に何もない」など、良い口コミや悪い評判を含めた、在籍している人ならではのリアルな実体験をお伝えしますので、筑波大学に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひご覧ください。
回答者プロフィール
- 大学:筑波大学 生命環境学群 生物学類
- 状況:現在大学に通っている(大学4年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★☆☆(ふつう)
志望理由
中高校時代に生物を勉強した際、基礎生物学に興味を持ちました。応用科学や医学ではなく基礎生物学を学ぶにあたって、環境が整っており実績のある大学のなかから実力に見合う大学を選びました。私は東京都出身ですが、大学選びにおいて関東圏内であれば一人暮らしをしてもいいと両親が許可を出してくれました。筑波大学は茨城県にあり、電車ではつくばエクスプレスで秋葉原から約1時間、高速道路でも約1時間半ほどで行くことができます。そのため、何かあった時実家に帰る、もしくは実家から大学に行く事も比較的容易にできます。それらの点から筑波大学を第一志望に受験を行いました。当初は一般受験を目指していましたが、内申点が足りていたので推薦受験も受けてみたところ、推薦で合格することができました。
大学で勉強していること
一年時は生物分野の基礎を幅広く勉強しました。生物学類といっても物理や化学、数学といった理系科目も必修であり、希望すれば二年以降も勉強することができます。また、私は通常の学業に加えて教員免許取得のカリキュラムも同時に取っていたので、一年時から通常の授業に追加して教職科目の授業も取っていました。そのため一年時から月~金曜日の1限~6限(8時40分~18時)まで授業があるという比較的多忙な時間割でした。その他にも毎週二回ずつオムニバス形式で実験の授業があり、それぞれでレポート課題が出るのでレポートを書く練習も多くしました。
満足していること:研究施設・設備が整っている
筑波大学は広大なキャンパスを持っており、様々な研究施設・研究棟が乱立しています。そのため、生物分野でいえば高解像度の電子顕微鏡やPCR機械、遺伝子銃などの設備・機械があります。これらの設備は学生の頃から授業で扱わせてくれますし、4年生での卒業研究や院生になって自分の研究を進めるにあたっては申請して予約を取れば自由に使用することができます。自分の所属する研究室・研究等にある場合は申請しなくても自由に使用できるものもあります。フィールドワークをする分野(海や山の多様性等の研究)においては、それぞれ菅平と下田に研究施設を持っており、泊りがけで研究をすることができます。特にこの菅平と下田の研究センターは非常に素晴らしく、他大学から利用申請がくるほどです。筑波大学生であればどちらかの研究施設に行って授業をするのが必修科目にあるため、利用することができます。
不満に感じていること:周囲に何もない
大学周辺は自然に溢れていて畑や川がたくさんあります。のどかでとてもいいことなのですが、反面コンビニや店といった商業施設はあまりありません。近くにイオンなどの大型商業施設はあるのですが、大学から少し距離が離れており駅からも遠いので行きづらいです。そういった大型施設にすべてが集約されている為、本屋や映画館などの施設は他にありません。車社会なので車がないとどこにも行きづらく、買い物にも不便です。大学構内もキャンパスが広大な分、移動が大変で基本的に移動は自転車でおこないます。そのため、授業と授業の合間は一斉に皆が自転車で移動しようとするので、混雑していて危ないです。
筑波大学のおすすめ学部:生命環境学群 生物資源学類
資源学類は他の大学で言うところの農学部に近いです。この学類の良いところは、勉強のための施設・設備が充実しているところです。筑波大学では大学構内に畑と田んぼ、ビニールハウス(果樹と園芸)、畜産、林の広大な土地を保有しています。トラクターなどの機械も持っており、かなり本格的に勉強することができます。関東圏の大学でここまで農業について充実した勉強ができる大学は他にないと思います。また同じ生命環境学群ということもあって、生物学類の授業を受けやすいという点も魅力です。
筑波大学に通って良かった?
勉強という点では誘惑が少なく設備も整っているので、非常に素晴らしいと思います。この規模で研究できる環境が整っている大学はなかなか無いのではないかと思います。一方で、他の大学(特に都内の大学)に通う友人の話を聞くと、学業とは別の”大学生らしい活動”が充実していて羨ましいと感じました。というのも娯楽施設が少なく店も少ない筑波ではアルバイト先もごく少数で、働き口があっても車や自転車で頑張っていかないと行けない場所だったりするからです。学業もかなり忙しく、アルバイトやサークル活動やプライベートに割く時間はほとんどありませんでした。研究室も良くも悪くも昔ながらで、中にはブラックな部分もあります。そういった点で、私の所感としては良い・悪いは半々くらいです。合う人には非常に合い、合わない人にはとことん合わない、そんな大学だと思います。
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ほかの学生による投稿口コミ(筑波大学 生命環境学群)
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回答者プロフィール
- 大学:筑波大学 生命環境学群 地球学類
- 状況:大学卒業後、2年以内
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
筑波大学の評判・口コミ【生命環境学群編】
満足している点
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不満に感じている点
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回答者プロフィール
- 大学:筑波大学 生命環境学群生物学類
- 状況:現在大学に通っている(大学4年生)
- 性別:男性
- 総合評価:★★★☆☆(ふつう)
筑波大学の評判・口コミ【生命環境学群編】
満足している点
受験で地方から来て大学周辺に下宿、あるいは大学宿舎に居住している学生がほとんどなため終電を気にせず遊んだり、飲み会を開くことができます。しかしその一方で周辺の他大学との…続きを読む
不満に感じている点
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筑波大学 生命環境学群の基本情報
目次
志望理由大学で勉強していること
満足していること:研究施設・設備が整っている
不満に感じていること:周囲に何もない
筑波大学のおすすめ学部:生命環境学群 生物資源学類
筑波大学に通って良かった?
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