京都薬科大学の評判・口コミ【薬学部編】

志望理由

将来薬剤師になりたいと考えていたので、歴史があって国家試験合格率が高いこの大学を選びました。歴史があるということは現場で働いておられる薬剤師さんが多く、就職や実習時に有利になると思いました。国家試験は学校からサポートもしてもらえるので、合格率も高いのではないかと思います。家からも近く、学費も私立の中では比較的安いという理由もありました。立地もJR山科駅から徒歩10分ほどなので、とても通いやすいです。

大学で勉強していること

薬のことやそれに関わる全般を勉強しました。まずは薬の名前とその作用機序、どのような副作用があるのか、他の薬との相互作用はあるのかを習います。化学や薬の動態についても学びます。薬の構造からなぜそのような作用があらわれるのかということを考えます。動態の授業では、薬が体内に入ってから吸収、分布、代謝、排泄という経路の時間を計算したり、高齢者や小児に対する投与量の計算なども行いました。

満足していること：単科大学

一番満足していることは薬学部だけしかない大学ということです。総合大学に比べて専門性の高い勉強ができると思います。時間割は学校で決まっているので自分で選択する科目が少ないというのもメリットだと思います。また、この大学の先生はほとんどが薬学部で勉強して薬剤師の免許を持っておられるので、勉強や進路の相談にも親身になってくださいます。就職説明会は企業、病院、薬局の方がこの大学の学生だけのために開かれます。

不満に感じていること：テストが難しい

テストが難しいというところが少し不満です。テスト勉強は1ヶ月前から始めないと間に合いません。初めのうちはそれが普通なのだと思っていましたが、他大学の人は「1週間前でも全然間に合う」と言っていました。一生懸命勉強したらした分だけ成績がのびるならよいのですが、授業で習ったことだけではなく応用が問われる問題も多いので、留年してしまう人も多いです。学力に自信がある人なら問題ないと思います。

京都薬科大学のおすすめ学部：薬学部

この大学は単科大学なので薬学部をおすすめします。薬剤師は現在多方面で活躍されており、薬の適正使用のために日々頑張っておられます。接客が苦手な方でも、企業で研究をするという道もあるので、どんな方でもおすすめです。

京都薬科大学に通って良かった？

1・2回生の頃は授業が午前中だけだったので、昼以降はサークルやバイトに専念することができました。3回生からは研究室活動が始まり、普段の座学では身につけられないような力、自分で考えて行動に移すという力を培うことができました。4回生では実習に行っているのですが、この大学出身の方もおられるので仲良くさせていただいております。やはり、歴史があって先輩がたくさんおられるということは良いことだと思います。