鳥取大学の評判・口コミ【農学部編】

志望理由

農学部に興味があり、その中でも世界的に見て珍しい里山に関するコース、乾燥地での植物の栽培を専門に研究することができる乾燥地に特化したコースがあることが魅力的でした。また、国公立大学ということで学費も私立の大学に比べて安かったことも理由の一つです。私の家はあまり裕福ではなく、私立の大学に4年間通えるほどのお金がなかったので、国公立で入試の競争率がそれほど高くない鳥取大学の農学部を選びました。

大学で勉強していること

具体的には林業、里山、農業の3本の矢に沿ってそれぞれに関した内容のカリキュラムでした。ほとんどの授業は座学で行われ、実地での野外研修は授業全体の約1割程度です。野外研修の具体的な内容としては大学が保有する演習林で林業の実習を行ったり、リモートセンシングの授業では衛星写真の判読やドローンを使った調査など、様々なものがあります。コースによっては菌類からDNAを解析したり、化学的な研究を行ったりするところもあります。

満足していること：下宿代が安い

鳥取大学の周辺には娯楽施設こそ少ないですが、美味しくて安い食堂や安く食材を買うことのできるスーパーが数多く揃っており、生活するには申し分ない立地条件だと思います。また、鳥取という土地柄もあり、新鮮な海産物をシーズンに食べることができ、物価やアパート代も安く抑えることができるのが鳥取大学の大きな魅力です。大阪や東京などの大都市にある大学と比べてかなりの額を節約できると思います。

不満に感じていること：交通費が高い

鳥取県はJRが通っていない場所も多く、不便なことがあります。交通費が高いこともその一つです。鳥取大学に通っている人の多くは大阪や兵庫から来た学生が多いのですが、大阪や兵庫は鳥取県へのアクセスが良く、それほど電車代もかかりません。しかし、それ以外の地域から来るとなると帰省の度に多くの電車賃がかかるので、頻繁に実家に帰りたいという方にはあまりおすすめできません。冬には雪で電車が遅れたり止まったりすることも多いのでそれらの点にも要注意です。

鳥取大学のおすすめ学部：農学部

国公立大学というネームバリューがあるので、就職活動に困るようなことはないと思います。また、教授が地元企業とコネを持っていたり、公務員になった先輩も多いので、多様な就職先が確保されています。就職を重視する人にはおすすめです。

鳥取大学に通って良かった？

他の大学に入った友人と比べて授業も楽で、アルバイトなどをしてお金を貯めることができているからです。多くの人が部活に取り組んだり、自分の興味のある研究に奉仕しており、切磋琢磨して自分を高めていくことができるのは大学生としてとても重要なことであると思います。そのため、この要素において鳥取大学は他の大学よりも優れているので、この大学に通っていてよかったと心から感じます。