多摩大学の評判・口コミ【経営情報学部編】

多摩大学の特徴

実際に企業に勤務している方を特別講師としてお招きし、業界や企業について学ぶ「実践的事業経営特講」という講義があります。講師の方は福祉・不動産・金融など幅広い業界で活躍していらっしゃる方が登壇されます。企業の社長さんがお話をしてくださるとき時もあります。内容は業界の動向、会社の概要、その企業が抱えている問題とその問題をどのように解決したかというプロセスです。インターンシップや会社説明会に似たような感じの授業なので、就活シーズンに入る前にいち早く業界・企業研究ができるとても良い機会になります。運が良いと、企業様からのご好意で商品がもらえることもあります。実際に私が某アイスクリームの会社さんの講義を受けて、カップのバニラアイスをもらったことがあります。

満足していること：アルバイト・インターン

授業のほかにも、課題に取り組み成果を報告することで単位を得られる、アクティブラーニングプログラムというのがありますが、その中にはインターンシップに参加し、報告書を提出するだけで単位がもらえる「インターンシップ」と「短期インターンシップ」という科目があります。「インターンシップ」は1週間～1ヶ月ぐらいの期間で大学経由で行うもので、「短期インターンシップ」は1dayや2dayで、リクナビやマイナビから自分で申し込みをするものです。私はこの制度をどちらも利用しましたが、単位を取得しながら業務体験やグループワークができるので、その後の就職活動の役に立ちました。また他大学の学生さんとお話しする機会があるので、コミュニケーション能力を鍛える機会にもなっています。

満足していること②：進路・就職

各学生に一人、専任の就職課の職員がついています。エントリーシートや履歴書の添削をしてくれたり、相談に乗ってくれるところに満足しています。ただ、専任の職員ということもあり、不在の場合もあります。専任の良いところは自分のことを理解しようとしてくれる点です。自分の長所だけでなく短所を指摘してくださるなど、エントリーシートの設問欄に答えるのにちょうどいいので、書類作成で困ったときはいつもお世話になっています。

不満に感じていること：スクールバス

最寄の駅から徒歩で20～30分するところに大学があるため、スクールバスが運行していますが、お昼から夕方の時間帯が一番混雑します。中高一貫校もあるので中学生や高校生も利用します。さらに木曜日は一般の方が参加できるリレー講座というものがあるので、その参加者(特に中高年の方)もバスを利用します。たとえバス乗り場で並んでいても、混雑により来たバスに乗れないケースもあるため不便に感じています。市バスも通っているのですが、無料で乗れるスクールバスには妥協しないといけないかなと思います。

不満に感じていること②：サークル

個人的ではありますが、登録しているサークルの数が少ないように感じました。多摩大学にはテニス・バトミントン・格闘技・野球のスポーツ系が4つ。科学技術・軽音楽・演劇・伝統文化などの文化系が6つと、公式サイトに載っているものだと10団体あります。しかしその中に自分のやりたい内容(吹奏楽やコンピューターゲーム)のサークルがなかったため、興味のない分野のサークルに入りましたが、意欲が湧かずにやめてしまい、人間関係が薄れた経験があるので、その点は不満に感じています。

多摩大学のおすすめ学部：経営情報学部

就職を意識しているのであれば経営情報学部が良いかなと思います。多摩大学には経営情報学部と、もうひとつグローバルスタディーズ学部がありますが、後者は将来海外で活躍したい、語学力を高めたい人向けなのに対し、前者は企業の組織論、外国の経済状況、マーケティング、プログラミングなどの社会系と情報系が学べるので、会社員になりたい人なら経営情報学部が向いていると思います。得た知識は社会人になってからも役に立つかもしれないので入って損はないです。

多摩大学に通って良かった？

友達が少なくても、授業やゼミ活動などにはきちんと取り組めているので、そんなに苦ではないです。早いうちから単位を取得したので、就職活動に徹底的に取り組めたり、内定がもらえた後プライベートの時間が取れたり、アルバイトをしたりできました。大学の制度(資格取得、就職関連、図書館)が利用できたおかげで、有意義に過ごせているのだと思っています。今は就職活動を終えているので、卒業論文の作成に取り組んでいるところです。