信州大学の評判・口コミ【教育学部編】

信州大学の特徴

1年次には教育学部生全員に2泊3日の野外活動実習という必修の授業があります。各グループに分かれて高遠青少年自然の家で野外炊事やテント設営、ハイキングなどを行いました。各グループにはリーダーとして体育科の先輩方がついてくださいます。自然を存分に感じながら非日常の中で様々なことを体験し、感じ、考えることができます。2年次には体育科だと今度はリーダーとしてその授業に参加するため、下見等も含めて自然の中での活動の際の注意事項等も学びます。常に自然を身近に感じられる環境であり、それを生かした授業が多くあります。

志望理由

幼い頃から教員に憧れがあり、教員になりたいという夢があったので教育学部を志望しました。また、将来教員として地元に貢献したいという思いもあったため、県内の大学を選びました。他県の大学の受験も考えましたが、長野県の自然が溢れている点に魅力を感じており、その自然を生かした中での教育ができる点も含めてこの大学を受験しました。

大学で勉強していること

1年次から大学の附属の中学校に行き、授業の参観を行いました。参観だけでなく部活動の指導を行ったり、生徒たちとともに地域の清掃活動に取り組んだりもしました。入学してすぐに現場の様子を見ることができる点はとても良かったです。2年次以降は各専門教科の授業が多くなりました。私は体育でしたが、座学と実技の双方から体育について学びました。実践と振り返りの場が多く設けられていたので、教育実習も落ち着いて取り組むことができました。

満足していること：教授との距離が近い

各教科ごとに分かれて授業を行うことが多いです。そのため、同じ学年の教育学部生全員で授業を受けることもありますが、大体は各教科ごとなので授業に参加する人数も少人数であり、学生同士の仲はもちろん教授との距離も近く、気軽に話をすることができるのが良い点だと思います。自分の所属する研究室の教授はもちろんですが、それ以外の同じ教科の教授とは顔を合わせることも多く、緊張することなく話せる距離感にあるのが良いです。

不満に感じていること：車の入校が厳しい

学生用の駐車場はなく、車での登校は禁止されています。最寄り駅も遠いため、実家から通っている人などは少し不便な思いをしている人が多いです。また、部活動や課外活動などの荷物の積み込みのために一時的に車を校舎付近に寄せたいときも、わざわざ手続きをしなければいけません。その手続きがとにかく記入項目が多くて大変です。近くに観光名所もあるので部外者を入れたくないのはわかりますが、もう少し簡単に手続きを行えたらよいです。

信州大学のおすすめ学部：教育学部

やはり、附属の学校で1年次から現場を見ることができるという点は大きいと思います。希望すれば自分の専門科目以外の教科の免許も取得することが可能なので選択肢が多く、自分のやりたいことができる環境だと思います。

信州大学に通って良かった？

幼い頃からの夢である教員を目指すにはとても良い環境だと感じているからです。授業についていけないということもなく、わからないことがあれば気軽に聞くこともでき、毎日楽しく過ごせています。交通の便は都会に比べたらあまり良くないのかもしれませんが、家賃も学費もそこまで高くないですし、良いと思っています。