名古屋外国語大学の評判・口コミ【世界教養学部編】

志望理由

この大学を選んだ理由は日本語教育に興味があったからです。推薦制度を利用し、事前に提出した志望動機に基づいた面接試験を受けました。現在はコロナウイルスの影響であまり積極的に行われていませんが、この学科は研修制度が充実しています。例えば3・4年次に行われる教育実習では海外の大学で教壇に立ち、自分たちで模擬授業を行います。また、1年生のうちから日本語を学ぶ海外の方と交流する機会があり、実際に私もインドネシアのEPAの方やフランスの大学生とオンラインでお話することができました。

大学で勉強していること

文字のつくりや発音など日本語の仕組み、オリエンタリズムと呼ばれる海外から見た日本文化、日本語教育（希望者のみ）、文章の書き方などを学びます。英語の授業はネイティブスピーカーの教員と共に、教科書のテーマに沿ってプレゼンをしたり、自由にテーマを決めて話し合いを行ったりします。他にもWordやExcelの操作を練習する情報系の授業もあります。

満足していること：授業内容

これは人によるかもしれませんが、私自身は「本当に学びたかったことを学んでいる」と実感しています。普段当たり前のように話している、いつの間にか話せるようになっていた日本語はこんな風に構成されているのかと知ったり、「雰囲気やニュアンスで感じ取る」ということが通用しない外国人にどうやって日本語を理解してもらうのか教授法を学んだりしています。英語でのフリートークも、高校生の時と比べて自分から積極的に話題を提供できるようになりました。

不満に感じていること：休憩時間が短い

授業と授業の間の休憩が10分しかないため、移動が大変です。10分もあれば十分だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、キャンパス内は広いので急がなければなりません。先生が数分授業を延長してしまうと次の授業開始ギリギリに到着することが多いです。本当はお手洗いに行ったり、教科書で授業内容を確認したりしたいのですが、そのような時間はなかなか取れません。この問題を解決するために、何個か空きコマを作っておくとよいかもしれません。

名古屋外国語大学のおすすめ学部：世界教養学部

この学部には私が所属する国際日本学科の他に、世界教養学科という学科があります。こちらの学科は英語以外に複言語として何か1つ外国語を学ぶことが必須となっているため、語学に興味がある人におすすめです。国際日本学科は英語が複言語扱いとなっております。（もちろん複言語科目を受講することも可能です。）

名古屋外国語大学に通って良かった？

私と同じ日本語教師になりたいという夢を持つ人も多く、日本語教育の授業では意見交換が盛り上がります。過去に留学やホームステイを経験している人もいるため、日本との生活や人々のものの考え方の違いなどエピソードをいくつか教えてもらいました。外国籍の生徒も数名在籍しており、日本語のどんなところが難しいかなど参考になる部分が多いです。