奈良女子大学の評判・口コミ【文学部編】

志望理由

取りたい資格（公認心理師）があり、その資格に対応している学部だったので受験しました。筆記試験では数学が入らず、センター試験の配点も低かったため、文系で数学が出来ない方にもおすすめです。高校の頃の担任から「この大学の雰囲気は落ち着いているのであなたに合っていると思う」と面談の際に言われたことも理由の一つです。

大学で勉強していること

心理学と教員免許のための勉強をしました。奈良女子大学は高等師範学校からの流れを汲む学校であるため、教員養成課程が充実しています。附属学校園があるため、子どもの見学などに行きやすいです。心理学では基礎心理学を主に学びました。統計などは基礎から丁寧に学び直したり、実際に学外の機関に見学に行ったりもしました。

満足していること：穏やか

奈良公園に近いこともあり、キャンパス内には鹿がたくさんいます。見ているととても癒されます。また、駅から5分という好立地にも関わらずとても静かです。学生は落ち着いた雰囲気の人が多いです。「女子大はドロドロしていて怖い」と思われる方もいるかもしれませんが、なぜか本当に落ち着いて穏やかな女性ばかりでとても過ごしやすいです。女子特有の陰湿ないじめなどもありません。周りに大学がないため、喧嘩の原因（恋愛関係）がないのかもしれません。穏やかな雰囲気なので、自分の研究に集中して取り組むことができます。

不満に感じていること：観光目的で人が来る

コロナが流行する前は、観光客の方や写生をしに来る地域のお年寄りがとても多く、居心地が悪かったです。大学内にある記念館は重要文化財に指定されているとても美しい建物ですが、その記念館目当てに来る観光客がたくさんいました。観光客たちが撮る写真に写り込まないように気をつけて歩いていたのですが、どうしてここに通う学生なのに堂々と通らないんだろうと不満に思っていました。コロナウイルスの流行に伴い、学外者はキャンパス内立ち入り禁止になったため、今は改善されています。コロナが収まったらまた来てしまうのだろうかと思うと憂鬱です。

奈良女子大学のおすすめ学部：文学部

学科の選択は2年生になってからです。国文学からヨーロッパ文学、地理関係、文化メディア、心理学、教育学など幅広いコースから自分のコースを選びます。将来何をしたいかが決まっていない人も、1年間興味のある授業を取りながら考えることができます。

奈良女子大学に通って良かった？

小学校、中学校、高校となかなか学校に馴染めずに過ごしていたのですが、大学に入ってようやく気の合う友人にたくさん出会うことができたことが理由です。全国各地の真面目な女の子を集めてきたような大学なので、雰囲気がとても落ち着いています。授業中に私語はほとんどありません。課題の提出を忘れる人もほとんどいません。当たり前のことを当たり前にできる学生が集まっていて、お互いに高め合うことができる環境です。