信州大学の評判・口コミ【経法学部編】

志望理由

学部学科を横断した幅広い共通教育に魅力を感じました。さらに、県全体をキャンパスとして地域に根ざした学びができることから、この大学を選びました。学部を選んだ理由は、社会の基盤となっている法律を学ぶことで、社会についてよりよく知ることができると考えたからです。また、将来的に公務員を目指したいと考えていたため、法律を学ぶのが近道だと思いました。

大学で勉強していること

大学1年生の頃は専門科目が3つしかなく、共通教育の講義が中心でした。文系科目だけでなく生物系や化学系の理系科目も受講するなど、幅広い分野について浅く学びました。2年生では専門科目が中心となり、基礎法学について学びました。3年生から学科内のコース分けがされ、環境法学に特化して狭く深く学ぶようになりました。

満足していること：法務実習がある

国立大学の法学系学部で実習形式の講義があるのは珍しいと思います。県内の企業や地方公共団体、法律事務所などが総出で協力してくださり、法律に関する実務を目で見たり、実際に業務を体験したりすることができます。普段座学で学んでいることが社会でどのように運用されているのかを知る機会は普段の生活ではほとんどないので、有意義で貴重な時間を過ごすことができました。将来のビジョンについて考えるいいきっかけにもなったと思います。

不満に感じていること：学務の対応

私は学生寮で生活をしているのですが、学生総合支援センターの対応に不満があります。学生側の要望や意見を聞くことなく、急に居室の家具の新調を始めたり、改修をしたりすることがあります。予算はあるはずなのに、学生側が要求したことはなかなか通りません。こちらが頼んでもいないことは勝手に進めるにも関わらず、寮生が現に必要としていることには取り掛かってくれません。特に、改修を休み期間ではなく平日に施工するとオンライン講義に支障が出るので、せめて期間を考えてほしいと思います。

信州大学のおすすめ学部：繊維学部

日本で唯一の繊維学部ということで、他の大学ではできないここにしかない独自の勉強ができると思います。ユニークな研究を行なっている先生も多いと感じるので、大学院に進学して研究に力を入れたいという方には特におすすめします。

信州大学に通って良かった？

学業面では、学生の質問に対して熱心に回答してくれる教員が多く、勉強していく上で不安は少なかったです。『キャリア教育サポートセンター』という就職支援を行う部署があり、丁寧な指導をしてくださるので学生への支援体制も整っているように感じました。学部には留学生も多く、寮にも留学生がいたので日常的に国際交流ができたのは良かったです。