東京工科大学の評判・口コミ【メディア学部編】

志望理由

高校3年生の時に音楽業界に携わりたいと思っていました。その目標に辿り着くまでに関係ない興味のない学問を学んでいてはお金を無駄にしてしまうと思っていたので、音楽ビジネス、またはそれに近いことが学べる学校を探していました。「4年制大学には行っておけ」という周りの大人の意見を聞き、探していたなかでこの学校を見つけました。受験した結果、特待生のような資格を得ることができ、年に約75万円のお金を受け取り続けることができました。

大学で勉強していること

1年生の頃はメディア学部なので情報リテラシーやパソコンを扱うための基礎、選択制で音楽ビジネス、ゲーム、映像などに触れられるような授業を受けました。学年が上がることにメディアに関する色んなことから、専門性の高い授業や演習を受けることができます。僕は音楽関係やメディア広告に関することに絞って演習などを選択してきました。

満足していること：自由

最も満足している点は授業や演習などカリキュラムの自由さです。基本的に1年生は音楽、ゲーム、映像、広告など様々な基礎に触れていくので、まだ自分のやりたいことがわからないという方も楽しく見つけていけるようにできています。ただ、それだけでなく、やりたいことが決まっている人にもたくさんの経験の機会があります。1年生のうちから専門的なことを学びたい学生向けに「プロジェクト演習」という演習があります。プロジェクト演習は例えば、ゲーム制作の演習などが1年生のうちからできます。演習項目は音楽やプログラミングなどいくつもあるので、好きな演習を受けることができます。ただ、これは卒業に必要な単位ではないのです。つまり、この学部は学生の自発性、積極性が高く求められます。

不満に感じていること：高校勉学を受けなければならない

この大学では自発的に色んな演習が受けられる自由さがありますが、もちろん大学である以上、必修科目、選択必修科目はあります。その中でも英語や数学などの高校勉学を受けなければならないのですが、そのレベルは高校1年生か2年生程度の内容になっています。メディア学部は高校勉学はあまり使わないため、入試レベルは高くはない設定になっているので、高校までであまり勉強してこなかった人にも「せめてこのくらいのはできなきゃ苦労するぞ」というような内容になっているのだと思います。ある程度勉強してきて入学した人からすると正直退屈な部分はあります。

東京工科大学のおすすめ学部：メディア学部

メディア学部をおすすめしたい理由は、学問として他の大学にはないことを学べるからです。音楽、ゲーム、プログラミング、広告、映像、webなどを学問として研究して扱っているのはこの大学だけだと思います。もちろん専門学校でそれらの扱い方や作り方を学ぶことはできますが、学問として過去の歴史や成り立ちから研究をし、未来のメディアを作っていくような人材が育まれると思います。

東京工科大学に通って良かった？

一つの理由は奨学金制度が手厚いことです。入試試験の上位〇〇位以内に入ると「スカラシップ制度」という奨学金を受ける権利がもらえます。この権利は入学した後では貰えないのですが、一定のGPAを収め続ければ、4年間に毎年約75万円の返済義務のない奨学金が受け取れます。つまり、ただお金を貰えます。一人暮らしで生活費も学費も自分でやりくりしていた身としては大変ありがたかったです。