愛媛大学の評判・口コミ【教育学部編】

愛媛大学の特徴

愛媛大学では、大学卒業時に身につけていることが期待される能力として「知識や技能を運用する能力」「論理的に思考・判断する能力」「コミュニケーション能力」「自立した個人として生きる能力」「組織や社会の一員として生きる能力」の５つを掲げ（「愛大学生コンピテンシー」と呼ばれています）、入学時からセミナーの開催や課外活動、ロールプレイングを中心とした授業、県内企業との製品共同開発プロジェクトなどが積極的に行われ、卒業後、社会人に必要な最低限のスキル・マナー等が身につけられるような取り組みが行われています。そのひとつである食事マナー講座では、ホテルで洋食のフルコースが振る舞われ、食事のマナーを美味しく・楽しく学ぶことができます。

満足していること：キャンパス

キャンパス内には学生食堂以外にもカフェやレストランが複数あり、メニューも充実しています。一般の方も利用可能なので、研究に必要なデータ採集の際に協力していただいたり、居合わせたことがきっかけで就職につながったりする学生もいると聞きます。また、キャンパス内には愛大ミュージアムがあり、定期的に展示が入れ替えられるので、授業の一環で訪れたり、学業の合間に訪れることで、新たな発見・興味が見つかったり、研究が深まったりして人気の施設です。オリジナルグッズ、コレクターグッズもあり、通いつめる方もいらっしゃいます。

満足していること②：留学制度

他の学部もですが、とくに教育学部では、「日本の教育だけでなく海外の教育も自分の目で見て学びたい」「英語の必要性が重視されつつある中、自分自身の語学スキルをアップさせて活かしたい」などの理由で留学を希望する学生も多く、大学側の留学支援制度も充実していました。英語教師を目指していた友人は、オーストラリアに留学し、最初は語学力のなさを痛感していたようでしたが、最終的には現地の小学校で授業を行えるほど上達し、良い経験ができたと話していました。

不満に感じていること：キャンパスの環境

私が学生として通っていたころは、耐震工事のため使用できない建物があったり、その工事の騒音が授業中に気になって集中できなかったりすることがありました。また、教室によっては空調が効きすぎる・全く効かないところもあり、特に夏は、暑い教室で日の光が白い机に反射してさらに暑いという状況の中汗をぬぐいながら講義を受けることがかなり辛かったです。現在は耐震工事も終了し、静かな環境で講義に集中できていると思います。

不満に感じていること②：上記以外は特に不満に思う点はない

教授によって差はあると思いますが授業やゼミも特に不満はありませんでした。サークルや部活も学生が主体となって活動できるような環境だったので不満はありません。留学やインターン、進路、就職についても相談できるところがあり、担当の方が丁寧に対応してくださって安心でした。特に秀でているわけではないと思いますが、それなりに充実した過ごしやすい環境であったと思います。

愛媛大学に通って良かった？

正直なところ、将来の明確な目標を持って大学に入学したわけではなく、大学で何か目標を見つけようというモチベーションで入学したので、目標を持って入学した人ほどは充実した学生生活は遅れていなかったかもしれません。しかし、授業や学生生活の中で多くの人と関わることで、自分にはなかった考え方や様々な価値観がある事を知り、今後の目標ややりたいことも見つかりました。ほかの大学でも同じ結論に辿り着いていたかもしれませんが、愛大で学んだことで身に付いたことも沢山あると思うので、入ってよかったと思います。