四国大学の評判・口コミ【生活科学部編】

四国大学の特徴

学長がデザインやアートに力を入れており、芸術分野の学習をするためのPCやソフト、機械などの設備等がとても充実しています。また、県内でも唯一、徳島の伝統染め物である藍染を学ぶことができる学科もあります。学内に藍染用の建物があり、本格的な染めの設備が充実しており、県内の職人さんなどから実践的な実習を受けることができます。また、部活動などにも力を入れており、体育館やグラウンドなども整備が行き届いた最新の設備を利用することができます。

満足していること：授業

デザインの勉強をしていましたので、学校のデザインやアートに力を入れている風潮ととても相性が良く、幅広い分野のデザインの授業を取ることができました。また、各授業においても最新の設備をいつでも使うことができ、他大学に比べてとても恵まれていたと感じています。講師においても、学内の教授はもちろんですが、外部のプロの方からの指導を受けられる時間なども充実しており、実際に現場で使われている生きた技術を学ぶことができたと思います。

満足していること②：部活動

バスケットボール部に所属しており、毎日部活動に励んでおりました。その中で、やはり体育館がしっかりと整備されており、いつでも綺麗な状態で使えていたことは、パフォーマンスにおいてもモチベーションにおいてもかなりのメリットであったと感じています。また、部活動で必要な設備の故障などにも申請をすれば早急に対応や修理をしてもらうことができ、部活動への影響を最小限に抑えるように学校側が努力していたと思います。部活動を本気で取り組んでいた自分にとっては、何より心強いサポートであったと感じています。

不満に感じていること：進路・就職

あまり学力的に高い大学でもないため、卒業後の進路という面ではかなり不利に感じました。もちろん、自分の実力不足や、自ら選んだ大学ではあります。しかし、学内の就職支援センターに行っても自分で検索して簡単な相談をする程度であり、他大学に比べると劣っているなと感じざるを得ませんでした。ハローワーク以下のサポートしかなく、もっと大学らしさのあるサポートがあればよかったかと思います。ですので、進路という面ではもう少し選択肢やサポートが欲しかっと感じています。

不満に感じていること②：キャンパスの立地

キャンパスの近くにJRなどもなく、ほとんどの学生が車での通学をせざるおえない状況です。しかし、学内の駐車場は限られており、場合によっては自ら駐車場を契約する必要すらあります。私立でただでさえ学費が高い上に車通学を強いられるような立地条件は少し考えものだと感じます。また、キャンパスは川添いなのですが、台風や大雨などの際には氾濫の危険性もあり、学生の安全という観点からも少し不満に感じます。もう少しアクセスや、危険性への対応をお願いしたいと感じていました。

四国大学のおすすめ学部：看護学部

少し前に新設された学部であり、学部棟や設備等がとてもきれいだそうです。また、私立で学力もそれほど高くない大学なため、他の看護学部等よりは入りやすいと言われています。それでも国家資格を獲得すれば同等の扱いを受け、就職先もそれなりに良いところがあるはずです。

四国大学に通って良かった？

要因は上記で書いた、満足点と不満な点のバランスかと思います。授業の充実度や設備などは大変満足しており、部活動においてもとても真剣に取り組める環境だったと感じています。総じて、充実した大学生活を送ることもできました。しかしながら、就職や進学へのサポートの面がかなりマイナスだと感じました。大学生活を充実させたり、良い授業を受けられたところで、良い就職先につきづらいというのは、本末転倒感を感じてしまいます。