神戸学院大学の評判・口コミ【人文学部編】

神戸学院大学の特徴

私の大学では、学芸員になるための講義を行っています。学芸員とは博物館や動物園、水族館、美術館などで、働くための資格です。国家資格に値するものではないですが、実際に働くためには必須の資格になります。基本的に学芸員としての働き口は非常に少ないのですが、興味を持って受講されている方も多いです。大学を卒業しても取れるという話を聞いたこともありますが、どこの大学でも資格を取ることが出来るものではないので、私の大学の特徴のひとつです。

満足していること：授業

専門的な授業もたくさんありますが、知識を幅広く学ぶために毎年色々な講義が新しく開講されていました。大学に入ってからやりたいことを探そうとしていた私にとって、色々な知識を増やすことが出来たので非常に満足しています。知らなかった業界や新しい考え方について学ぶことが出来たおかげで、今の仕事に就けたといっても過言ではないので、大学の講義の種類が多かったことには非常に感謝しています。

満足していること②：サークル

ボランティアは、基本的にどの大学もサークルとしての活動がほとんどだと思いますが、私の大学ではボランティア活動に力を入れていることもあり、部活動として部費がもらえていました。そのおかげで、被災地の支援活動など、内容の濃い活動を行うことが出来たと思います。サークルだと被災地に行くお金も自分たちで賄わなければならなかったと思いますが、大学からの支援を受けての活動でしたので、他にも様々な活動に参加することが出来ました。

不満に感じていること：進路・就職

先ほど、講義の種類の多さで就職の幅が広がったと述べたのですが、大学の就職支援としては営業や総合職ばかりしか窓口がなかったです。そのため、自分のことなので当然ですが自力で、全く違う職種に就くための活動を行いました。やはりこの時代、手に職をつけていないと非常に厳しくなることが予想されます。技術職は自分が頑張れば後々転職も楽ですし、フリーランスという道も開けてくるので、大学としてそちらにも力を入れてほしかったなと今になって思います。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

キャンパスが2か所あったのですが、大学のパンフレットなどに記載されていた新しいキャンパスには卒業するまで１度も講義で行くことはなく、設備が充実していない古い方のキャンパスで４年間を過ごしました。自分の選んだ学部がそうとは知らず入学したものですから、そこが不満でした。また、自分が経験したわけではありませんが、キャンパスの移動が必要な場合でも、大学が負担してくれるわけではなく実費での移動でしたので、まわりから相当不満が出ていたようです。

神戸学院大学のおすすめ学部：経営学部

あくまで個人的な理由なのですが、今社会人として働いていて、企業で働く以外にも、自分で起業するという選択肢もあるなと思い始めてきました。そういった場合に、将来役に立つ学部はと考えると、経営学を学ぶことだと思ったので、経営学部を選びました。

神戸学院大学に通って良かった？

自分が知らなかった世界を広げることが出来たので、トータルで見るとよかったかなと思います。単位を気にしなければ他の学部の授業も一部受けることができたので、やる気さえあれば非常に有意義に過ごせる大学だと思います。ただ、大学もお金で動いていますので、必要以上にケチな部分も垣間見えたりして、本当に生徒のためを思って運営していると思えない部分もありました。そのような理由で、評価は5つ星にはしていません。