日本獣医生命科学大学の評判・口コミ【応用生命科学部編】

満足していること：ゼミ・研究室

私が所属していた研究室は、他の理系大学と比較しても忙しい研究室だったと思います。そして何より自主性が求められる研究室でした。自分から行動を起こさない限り、担当教諭からの実験の指示等はほとんどありません。しかし、自主的に実験を計画し、教諭にアドバイス等を求めれば親身になって指導してくれます。せっかく理系の大学に入ったのだから、たくさん実験してスキルを身につけたいと思っていた私にとってはピッタリの研究室で、充実した大学生活を送ることができました。

満足していること②：授業

食品科学科ということで、食品に特化した授業や実習が多くありました。私は特に、おそらく他大学ではあまりないような実習が魅力的に感じていました。本学科に入学してきた学生の大半が食品の学問分野(栄養学等)に興味関心があり、私だけではなく他の学生も授業や実習に満足していたように思います。また、ほとんどの学生が卒業後は食品会社に就職し、大学で学んだ内容を現場で活かせているはずです。将来的に食品に携わる職に就きたい高校生にお勧めできるカリキュラム内容でした。

不満に感じていること：留学制度

私の大学は留学制度の整備が遅れています。海外大学への交換留学の制度は特にない上に、食品科学科には他大学からの留学生もいませんでした。理系大学の学生にも海外に興味がある学生は少なからずいることも事実であり、実際に私の知り合いにも留学希望の人もいました。研究室配属後は英語の論文を読んだりと当然のように英語力が求められます。食品科学は世界的に見ても注目度の高い分野であるため、今後海外の大学との競争にも負けないよう、留学制度を充実させるべきだと思っています。

不満に感じていること②：部活動

部活とサークル等の課外活動の種類が少ないです。獣医大学ということで、動物関係のユニークな部活やサークルはありましたが、一般的なスポーツ等の課外活動部が少なかったです。そのため、課外活動を通した他大学との交流は少ないです。大学の学生数も他大学と比較したら少ないというのも理由の一つかと思いますが、課外活動の充実は大学生活充実につながるため、これからの学生のためにも課外活動の種類が増えればと思っています。

日本獣医生命科学大学のおすすめ学部：獣医学部

獣医学部は国内トップレベルの獣医師国家試験の合格率を誇り、日本全国から学生が学びに来ています。それだけ教育設備や制度が整っているのだと思います。また、最終的に国家試験の合格を目指しているということで、他学部以上に熱心に勉強している様子で感心していたからです。

日本獣医生命科学大学に通って良かった？

せっかく理系大学に入学したのなら、たくさん勉強や実験をしたいと考えていた私にとっては良い環境でした。また、前述のように大学全体として自主性が求められる風潮のため、自分で計画して勉強だけではなくアルバイト等も無理なくすることができました。大学生活を振り返ると、研究室配属後は相当忙しかったですが、それでも友達と旅行したりご飯を食べにいったり、勉強と遊びのバランスのとれた大学生活を送ることができ、満足しています。