口コミから見た、京都大学 薬学部の評判は?
大学スクールナビに寄せられた、京都大学 薬学部に通っている(直近まで通っていた)人から集めた口コミをもとに、京都大学 薬学部の評判についてご紹介します。京都大学 薬学部の雰囲気や魅力、特色を理解するのにお役立てください。
目次
京都大学 薬学部に通ってみて、満足しているポイント京都大学 薬学部に通ってみて、不満に感じているポイント
おすすめ学部は?
京都大学 薬学部に通って良かったか
京都大学 薬学部について
京都大学 薬学部の口コミ・評判一覧
Q.京都大学 薬学部に通ってみて、満足している点を教えてください。
- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている(大学3年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
留学生が多い
大学のシンボルとなっている時計台の近くに国際交流センターがあり、その近くの建物の中に『きずなラウンジ』があります。その中に掲示板では各々が自分の情報を書き込んで貼っていきます。日本人学生の情報を見た留学生、留学生の情報を見た日本人学生がお互いに連絡をしあって友達になることができます。これは留学生が多い京都大学だからこそできることだと思います。それをきっかけに友達となり、定期的に国際交流会を開く学生たちも少なくありません。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている(大学2年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
周りの友人の水準が高い
周りの友人たちが驚くほどすごい人ばかりです。全体の水準が上がるので、高校時代上位をキープしていたような人でも京都大学では周りとそんなに変わらないということが多々あります。そんな友人たちに囲まれて生活をしているだけで勉強への意欲がわいてきますし、分からないところを聞いたり相談できる相手もたくさんいます。また、友人たちだけでなく先生もトップレベルの学者さんばかりなので、そのような先生方から直接講義を受けられるという点も魅力だと思います。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★☆(満足)
自由の学風
自由の学風は、簡単にいうと「どんな人にも居場所がある」ということを保証する文化です。いわゆる変人と呼ばれる人だけではなくて、人と話すのが苦手な人、マイナーなものを好きな人、極左の人、起業家になりたい人など、その種類は本当に様々です。もちろんどこにでもいるのはいると思いますが、やはり日本はまだまだ「他の人と違う」というだけで居心地の悪さを感じてしまう風潮が残っていると思います。京都大学は、そのことに困ってる人、行き場のない人たちを本当に懐深く受け入れてくれる環境なので、自分自身も救われました。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部薬科学科
- 状況:大学卒業後、1年以内
- 性別:女性
- 総合評価:★★★☆☆(ふつう)
ゼミ・研究室
薬学部では4年生の春から1年間研究室に配属され、研究を行います。卒業論文にまとめ、分野ごとに研究発表会が催され、研究のみならず学会発表や論文のまとめ方についても親しむことができる点が、とても良いと思っています。薬剤師になるための6年制の薬学科でも同様に4年生のときから研究室に配属されます。試験勉強のための時間が少なくなるという意見もあるものの、研究経験を積むことで、どんな薬が求められているのかを知ることができますし、思考力、忍耐力、コミュニケーション力が磨くことができます。試験合格のためだけでない経験を積めるという点が魅力的だと思っています。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】Q.京都大学 薬学部に通ってみて、不満に感じている点を教えてください。
- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている(大学3年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
教務と学生の意見が一致しないことが多い
『CAP制』と呼ばれる半期に取得できる単位数があります。これは元々は卒業に必要な単位を早く取得するためにたくさん講義をとりすぎて半期に勉強できるキャパシティを超えてしまうことを防止するための制度です。しかし、近年は各学部の風潮や勉強量を無視してCAPを減らしているように感じます。そういう意味で、学生の意見をあまり取り入れてはくれません。自由の学風が校風の京都大学なのに、そういうところに満足していない学生が多いのもまた事実です。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている(大学2年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
立地があまりよくない
良くないと言っても、京都駅からバスで30~40分、繁華街までも20~30分と悪くはありません。ただ、そのバスの種類が多くなく、それぞれ一種類ずつしかありません。京都駅と京都大学を結ぶバスは祇園や清水寺、三十三間堂などの観光地を通るので、観光客が多く土日や観光シーズンなどは特に満員になってしまいます。そのあたりも含めて「あまり良くない」という表現になりました。また、私立大学に比べるとやはり建物は古く、あまり綺麗ではないところもあります。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★☆(満足)
自由が行き過ぎている
自由の学風に満足していると書きましたが、とはいえ、やはり行きすぎて人に迷惑をかけている人、自由の意味を履き違えている人も多くいるなというのが不満な点です。例えば警察沙汰になるようなことをしてみたり、授業に行かずに留年したことを自慢げに話してみたりする人もいます。さらに、そういった人たちを取り締まる過程で、その他の人にも害が及ぶ(良い意味での自由が脅かされる)ようなルールができてきて、少しばかり居心地が悪くなってきたなというのも本音です。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部薬科学科
- 状況:大学卒業後、1年以内
- 性別:女性
- 総合評価:★★★☆☆(ふつう)
授業
1年生のときには教養ということで理系・文系にとらわれない幅広い科目の講義を受けることになります。他学部の学生と交流できるいい機会ではあるものの、教育熱心な先生は少なく、講義もただパワーポイントのスライドを見るだけのような味気ない講義が多く、期待して入ってくるとがっかりする部分もあると思います。また、GPA制度やキャップ制度(一学期当たりの受講数の制限)の導入に伴い、良くも悪くも以前よりも「自由の校風」を感じる機会が減ってしまったと思います。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】Q.おすすめ学部は?
- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている(大学3年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
経済学部
経済学部は「パラ経」と呼ばれています。これはパラダイス経済の略です。経済学部は入るまでが大変ですが、卒業までに必要な単位数が非常に少ないことで有名です。また、就職もそこまで不安ではないことからパラダイスのような大学生活を送れます。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている(大学2年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
全学部
私は薬学部なので、薬学部をおすすめすることも出来ますが、他学部の友人たちも充実した大学生活を送っているようですし、自分の興味のある学部を選ぶのが一番だと思います。どの学部でも周りの友人たちや先生方のすばらしさは同じだと思います。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★☆(満足)
総合人間学部
何をしているかわからないようなその学部名が表す通り、なんでもできる学部です。入試も文系理系どちらからも入れますし、入った後もどんな分野も自由に選択できます。最も良いのは、「専攻を一つに絞る必要がない」ということで、深く学んでみたらあんまり興味がなかったという時でも、自由に専攻分野を変更できるのです。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部薬科学科
- 状況:大学卒業後、1年以内
- 性別:女性
- 総合評価:★★★☆☆(ふつう)
医学部、理学部
医学部は研究面ではiPS細胞で有名な山中教授がいらっしゃいますし、教育面ではテストや実習の充実した教育を受けられると聞きます。また、医学部は独自のサークル(部活)を持っているので、学部内でのつながりが深くなります。同様に理学部には多くの世界的に高名な教授がいらっしゃるので、研究するならこの学部が一番だと思います。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】Q.京都大学 薬学部に通って良かった?
- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている(大学3年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
京都大学 薬学部に通って良かったと強く思う
やはりその業界では有名な先生が多いです。実際に何かの受賞歴や有名な研究をしたりしている先生が複数名います。そういう意味で興味がある部分について深く学ぶことができます。また、勉強ばかりの学生はそこまでおらず、サークルやバイトに勤しむ学生が多いので、仲良くわいわいすることができます。一般的なキャンパスライフをほどほどに楽しむことができているのではないかと思います。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている(大学2年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
京都大学 薬学部に通って良かったと強く思う
やはり京都大学ですので友人も先生もレベルが高く、勉強への意欲はわきますし、一方で単位もちゃんとしていれば取れるので、勉強に縛られすぎず充実した日々を過ごすことが出来ているからです。私も周りの友人たちも勉強ばかりでなくサークルやバイトにも積極的に取り組めているので、大学生活を満喫できています。アクセスが良くはないとはいえ、繁華街までもバス一本で行けますし、京都観光も様々なところに行けます。大学の近くには銀閣寺など有名どころもあります。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部
- 状況:現在大学に通っている
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★☆(満足)
京都大学 薬学部に通って良かった
正直、大学のネームバリューのおかげで就活などは少しは楽にできているなと感じます。ただ、先に述べた悪い方の自由が横行しているせいで、せっかくの優秀な頭脳が無駄になっているという部分も否めないかなと思います。この大学生活の4年間を頑張らなかったせいで、卒業する頃には「頑張れない人」になってしまっているケースも多く、これは日本にとっては大きな損害だと思います。ただ、これに関しては内部から変えていくしかなく、そういう意味ではこの大学に入って良かったとも言えるかと思います。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】- 大学:京都大学 薬学部薬科学科
- 状況:大学卒業後、1年以内
- 性別:女性
- 総合評価:★★★☆☆(ふつう)
京都大学 薬学部に通って良かったかどちらとも言えない
研究環境は満足していますが、それに伴うのかアカデミックハラスメントやパワハラの横行するブラック研究室もまた多い印象を受けました。研究室に所属したとたんに精神を病む人も少なくありません。また、講義にはあまり熱心でない教員の先生方が多く、あまり質は高くありません。同じレベルの大学に通うのであれば、学費は高くとも奨学金を利用してカナダやアメリカの大学に留学する方が有意義な大学生活が送れたのではないかと今は思っています。
京都大学の評判・口コミ【薬学部編】京都大学 薬学部について
- 名称:京都大学 薬学部
- 法人名:国立大学法人京都大学
- キャンパス:吉田キャンパス
- アクセス:京阪神宮丸太町駅下車、徒歩約10分
- 所在地:〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町
- 公式HP:http://www.pharm.kyoto-u.ac.jp/