同志社女子大学の評判・口コミ【学芸学部編】

満足していること：様々な実技の授業がある

バロックダンスの授業があったり、古楽器の授業がある等、日頃触れられない音楽の文化に触れる機会が設けられているところが魅力的です。又、楽器が専門でなくても必修のピアノと声楽のレッスン以外で管楽器のレッスンを受けることができる点も良いところです。先生方は皆国内外で幅広く活躍されておられ、学生のうちから海外で演奏する機会を掴んだ人や、卒業後留学した人もいます。女子大の音楽学科ということもあり、力仕事や男役も全て女性がするため、自主的に物事に取り組む学生が多い点も卒業後役に立っています。

満足していること②：図書館が充実している

自習スペースが多くあり、静かなため集中できます。本以外にも楽譜を多く取り揃えた音楽文献室やCDを借りられるコーナーがあり、音楽学科の学生は足しげく通う人が多いように感じます。又、長期休暇も短時間ではありますが開いているため、教員採用試験や国家試験前でも勉強出来る環境が整っています。他にはDVDを借りられるコーナーもあり、空きコマにパソコンにヘッドホンを繋げて映画やオペラを観ている学生も多いです。学生の利用率も高いように感じます。

不満に感じていること：練習室が少ない

練習室が少なくいつも争奪戦です。一度部屋を取ると荷物を置いて他の場所へ行く学生も多く、その間練習したくても出来ない生徒が溢れかえっていることも少なくありません。校内アンケートで練習室を増やして欲しいと書いている学生も沢山いますが、私の在学中に増えることはありませんでした。何人もの学生で一部屋に入って交代で弾いてからレッスンに行くこともありますが、一人で集中して練習できることはあまり多くないので、学生の数と合わないのを解決して欲しいです。

不満に感じていること②：食堂の席が少ない

大学全体の学科が増えているのですが、食堂は何も変わらないので生徒数と合わなくなり、極端に早い時間に食事を摂る学生や、飲食禁止のエリアに学食で頼んだ料理を運ぶ学生が後を絶ちません。私の卒業後に食堂の建物が増えたそうですが、学割が効くチャージ式のミールカードが使えないことや、元からある学食よりも割高なため、最初は賑わっていたものの今は閑散としており、元からある食堂に学生が殺到する状態に戻っているそうです。

同志社女子大学のおすすめ学部：表象文化学部 英語英文学科

演劇や音楽を専門としていませんが、シェイクスピアプロダクションというカリキュラムがあり、本格的な英語劇に取り組むチャンスがあります。音楽が得意でなくても舞台に興味があったり、裏方の仕事をしてみたい人にはぴったりです。音楽学科では声楽専攻の学生のみにオペラのキャスト、学科の有志のみに裏方の機会がありますが、この学科では経験を問わずに挑めるチャンスがあるので、学生時代の大きなチャレンジとしても舞台に取り組めるのは貴重だと思います。

同志社女子大学に通って良かった？

女子大なので力仕事も全て自分達でこなすことになり、自主性が必要になるからです。舞台の設営や楽器の運搬でも、どれだけ重い楽器や舞台装置があっても自分達で運ぶため、役割分担は共学の学校よりも細かく決めているように思います。一人一人の個性が強く、自分を持っている学生が多いように思います。又、学外の活動にも積極的に取り組む学生が多く、系列校のサークルや団体に所属している学生もとても多いため、交友関係が広い人も多いと思います。