明治大学の評判・口コミ【情報コミュニケーション学部編】

志望理由

元々慶應義塾大学の総合政策学部を志望しており、その滑り止めとして受験していました。この学部を選んだ理由は、学べるジャンルの広さにあります。高校時代自分は、どの学問を勉強しどのようになりたいと語っている友人に疑問を感じていました。というのも、現在確立されている学問体系のもとで今の社会は成立しているけれども、横断的になったり独自の体系を作り上げたりしないと、現状に対し有効な解決策を見出すことができないのではないかと感じていたのです。

大学で勉強していること

自分はどちらかというと文学部に近い科目を受けていました。具体的には西洋文学、西洋史、心理学、哲学、作曲などです。とりわけ力を入れていたのは作曲についてでした。私が2年に進級した時に、新任で現役の作曲家が特別講師として来られ、その方のゼミや授業に参加しておりました。その先生の講義では楽典の基本的な内容を学ぶだけでなく、最近のポップスの楽曲分析、ソフトウェアの使い方の説明、作曲の実践及び添削と幅広く見ていただきました。

満足していること：学生数が多い

明治大学は元々の学生数がとても多いので、その分多くの授業を受けることができます。同じ学部でも違ったコースの科目を受けるだけでそこにいる顔ぶれは変わってくるので、科目にバラエティを持たせれば持たせるほど多くの学生と話をするチャンスが広がっていくのは魅力的なところです。私の場合、学部間共通の情報科目を取り、文学部演劇学科の何人かと知り合いました。英語のミュージカルに出演していた方やメイクに力を入れてその道に進んだ人がいたので、これからその人達の活躍が聞けるのを今から楽しみにしています。

不満に感じていること：サークルがあまりない

明治大学は人数が多い割に公認サークルはあまり多くないと感じました。比較する上でわかりやすいのは早稲田大学でしょう。早稲田大学は公認サークル非公認サークルともに数が多く、他大学からでも参加できるところが多いと聞いていました。多くの文系学生は学生生活後半で駿河台キャンパスに移動します。その時から就活の準備を本格化し、サークルの幹部として活動するというのは想定されてないのかな…とも思いました。

明治大学のおすすめ学部：国際日本学部

この学部は他の学部と違い、中野にあるキャンパスで4年間生活することになります。英語で学ぶ科目が充実していたり、留学生が多くいたりする学部なので、自分の視野を大きく広げることができると思います。他学部履修でこの学部の科目を受けていた時、自分以外全員留学生だったこともあり刺激的でした。

明治大学に通って良かった？

一番大きい理由は、現役学生も卒業生も多いことです。毎年の入学式や卒業式で、お祝いのメッセージ映像に有名なタレントやスポーツ選手が登場します。自分が所属していたサークルだけでも多くの卒業生同士の繋がりがあり、活動に協力してもらったり一緒に食事させてもらったりもしました。今年卒業してまだ2年目なので実感はないですが、どの自治体にも同じ大学の人がいるというだけでも駅伝や先生の話で盛り上がるチャンスはあると思うので大切にしていきたいです。