大阪樟蔭女子大学の評判・口コミ【学芸学部編】

大阪樟蔭女子大学の特徴

大阪樟蔭女子大学は健康栄養学科という管理栄養士を目指す学科があります。その学科は他大学よりも管理栄養士国家試験の合格率が非常に高く、5年連続で合格率100%という素晴らしい結果を出しています。管理栄養士を目指す学生たちは意識が高く、1年生のうちから国家試験に向けて勉強を始めています。そして学生たちの勉強をサポートするために健康栄養学科の授業は充実した内容となっています。基礎的な座学からスタートし、実験、グループワーク、国家試験対策の講座も頻繁に開催されています。管理栄養士を本気で目指している学生たちにとって恵まれた環境が整っています。また健康栄養学科ではない学科生たちも、彼女たちの勉強熱心な態度と国家試験の合格率に、勉強への意欲を燃やしていたので、学生同士が切磋琢磨出来る大学でした。

満足していること：キャンパスの環境

近年大幅なリニューアルが行われてからキャンパスがとても美しくなりました。設立されてから100周年を迎えた大学ですが、最新設備が整っています。まずトイレが物凄く綺麗で、快適です。個室にはパワー脱臭、ビデ、音姫が完備されており、掃除が徹底されています。また手洗い場の鏡は大きく、いつでも綺麗に磨かれているので身だしなみを整えるのに重宝していました。そしてこれだけではなくソファ、化粧直し専用のエリア、全身鏡も用意されています。まるで女優のようなライトが照らされた鏡の前で化粧直しが出来、ゆったりとしたソファに座りながら友達の化粧が完了するのを待つというとても贅沢な時間を過ごせるトイレです。ちなみに各階ごとにトイレの壁紙が異なっているので、トイレに行くのが楽しくなります。私は在学中トイレという存在が好きになっていました。

満足していること②：キャンパスの立地

私が通っていた大学は東大阪にキャンパスがあります。都市部ではありませんが、決して田舎ではないのでアクセスしやすかったです。大阪はもちろん、京都や奈良、三重からも通うことが可能でした。そして東大阪というと中小企業や工場が集まっているイメージがありますが、当大学は限りなく大阪市に近い場所にあったので、寂れた印象はありませんでした。また近年大学の最寄り駅も改修工事が行われたので、以前よりも賑わっています。夜遅くても人が多くいる場所なので、もし授業や実験、部活動で帰りが遅くなっても安心です。

不満に感じていること：留学制度

当大学は留学に積極的ではありませんでした。もちろん留学制度や国際交流室も存在はしていましたが、影が薄かったです。扱っている留学先もオーストラリアがメインだったので国を選ぶ楽しみはないです。そのうえ大学の留学制度だと最長でも半年ほどしか留学期間がないので、一年間外国で生活をし、語学力を身につけたいと思っていた学生からは好評ではありませんでした。また留学に特化した奨学金などの情報も、大学側はしっかりと把握していなかったので、留学したい学生をサポートするには不足な部分が多かったです。そして大学では英語圏以外の留学先は用意されていなかったので、他国に興味をもった学生は休学をするしかなかったのが残念な点でした。

不満に感じていること②：部活動

当大学はあまり部活動が活発ではありませんでした。一部精力的に活動していたサークルもありましたが、大半があまり目立った活動はしていなかったです。恐らくその原因は大学側に少なからずあると思っています。なぜならサークル棟といった校舎から独立した建物を用意するわけでもなく、地下の空き教室をサークル室としてあてがっていたからです。そこの地下室は電波が悪く、晴れていてもどこか薄暗い、空気が悪い、異臭騒ぎが定期的に発生する、夏は暑く冬は寒いという最悪な環境です。そんな場所にまるで余りものを詰め込むかのように用意されたサークル室、学生たちは良い印象を抱いてはいませんでした。私もサークル室がある地下室の環境が嫌で、勧誘を断ったほどでしたので、環境改善されることを願っています。

大阪樟蔭女子大学のおすすめ学部：健康栄養学部

健康栄養学部には管理栄養士を目指せる学科、健康栄養学科があるからです。この健康栄養学科は1年生のときから管理栄養士になるために勉強に本腰を入れることが出来るので、少しでも管理栄養士という職に興味を抱いている人にはとてもオススメ出来ます。

大阪樟蔭女子大学に通って良かった？

小規模な女子大学だったので教授や学生との距離が近く、孤立している感覚を味わうことがなかったからです。あまり会話をしたことがない教授でも、同じ学科なら名前を知っていてくれるし、普段やりとりのない学生でも全くの初対面ということがありませんでした。大学はどこも大規模で、自分のような地味な学生など教授にさえ忘れられてしまうのではないかと不安に思っていた私には、この大学の小規模制が合っていました。小規模だと教授から直接指導も受けられるので、大規模よりも落ち着いて勉学に励むことが出来ると思います。