金城学院大学の評判・口コミ【人間科学部編】

金城学院大学の特徴

金城学院大学は、愛知県内ではお嬢様学校というイメージがあるのではないでしょうか。幼稚園、中学校、高等学校も運営されている中で、特に中学校から大学まで持ち上がりで進学した学生のことを純金と呼び、それ以外の学生のことは外部と呼びます。差別はありませんが、純金はみんな仲が良いように見えます。学生も教員も親切で、大学側の対応も丁寧です。共通教育科目として、キリスト教や女性について学ぶことが必修になっています。

満足していること：キャンパスの環境

キャンパスは山の上にあり、広々として開放的です。大学としては中規模なので、広すぎて移動が困難という程ではありません。むしろ良い運動になっているのではないかと思います。建物は新しく、殆どの建物にエスカレーターやエレベーターが設置されているので、スムーズに移動することができます。冷暖房も廊下まで効いているので、館内に入れば快適に過ごせます。売店が3箇所あり、どの棟にいても必要な物品を購入しやすくなっています。

満足していること②：進路・就職

人間科学部 現代子ども学科では、中学校の英語の教員免許、小学校教員免許、幼稚園教諭免許、保育士資格の四つのうち、最大で三つ取得することができます。幼稚園教諭免許と保育士資格については、必要な単位を取れば卒業と同時に与えられます。また、現在幼稚園教諭や保育士は人手不足ということもあり、就職希望者の就職率は百パーセントとなっています。これらの職種の就職活動は一般企業とは異なり、学生1人につき多くても四箇所の園までしか受けられないという縛りはありますが、進路に困るということはまずありません。

不満に感じていること：キャンパスの立地

名古屋市守山区にある金城学院大学は、名鉄瀬戸線を利用して行かなくてはならないため、交通の便が良いとは言えません。市街地から遠く、大学の周囲には何もない上に乗り換えもやや不便です。同じ路線の駅周辺に他の大学も無いため、他の大学との交流も少ないです。自動車学校からスクールバスが出ていますが、バスに乗っても自動車学校まで近くはないので、名古屋市や尾張旭市、春日井市のあたりに住んでいる学生以外は利用しにくいです。

不満に感じていること②：サークル

女子大なので、サークルの種類も限られてしまいます。また、マネージャーという概念も薄いのであまり活発ではありません。他の大学との交流のためにインターカレッジのサークルに所属する学生も多くいます。先輩と後輩は仲の良い雰囲気ですが、男子の盛り上げが無いので新入生歓迎会なども非常に地味で、行わないサークルも多くあります。サークル活動自体もそこまで活発ではなく、魅力は少ないように思えます。なんのサークルにも所属しない学生の方が多いです。

金城学院大学のおすすめ学部：人間科学部

人間科学部 現代子ども学科では中学校の英語の教員免許、小学校教員免許、幼稚園教諭免許、保育士資格から最大三つを取得することができます。そして、保育士資格と幼稚園教諭免許については、必要な単位を履修すれば卒業と同時に取得できます。そのため、就職に有利だと思われます。

金城学院大学に通って良かった？

通学時間は2時間半もかかりますが、授業の内容が詰め込むようなものではなく、学生同士で話し合い正解を探すような、アクティブラーニングの形式が多いのでそこまで苦には思いません。実習などの際にも、実習園との打ち合わせから取り組み方まで、非常に丁寧にサポートを受けられます。また、履修や就職に対してのサポートも手厚く受けられます。学生は穏やかな印象で、大学生活を謳歌したい学生にも、勉学に励みたい学生にも良い環境だと思います。