東京都立大学の評判・口コミ【都市環境学部編】

東京都立大学の特徴

東京都立大学では、入学すると１ヶ月ほどで生協祭と呼ばれるイベントがあります。これは１年生がクラスごとで飲食系を中心に３日間ほど出店することができ、東京都立大学の学生はもちろん教授や近隣の住民、学外からも多くのお客さんが来ます。生協祭をきっかけにクラスの人との仲はグッと縮まること間違いなしです。大学ではクラスで授業を受けることがないので友達作りが難しいですが、このイベントのおかげで知り合いの輪を広げることができました。

満足していること：キャンパス

首都大はなんといっても自然豊かな南大沢キャンパスが自慢です。ドラマには引っ張りだこで、川口春奈や福士蒼太など有名人が撮影に訪れます。中でもキャンパスの中央に位置する図書館とそこから理系棟へと続く並木道は撮影スポットとしてよく使用され、人気です。図書館はやや近未来的な形をしており、吹き抜けのある開放的な作りです。居心地がよくて勉強も捗るとか。並木道は秋になると紅葉が美しく、紅葉狩りもすることができるほどです。素敵なキャンパスのおかげで楽しく学生生活を送っています。

満足していること②：ゼミ・研究室

都市環境学部の研究室は、東京都立大学が東京の公立大学であるということもあり東京都からの支援が強い点がひとつ魅力的です。国家プロジェクトを始め、今は東京オリンピックに向けた環境に関する事業と共同で研究を行っている研究室も少なくありません。研究に必要不可欠な機械や装置も、東京都立大学は最先端のものが揃っており研究を続けるには優れた環境であると言えます。ハルタゴールドのように研究室から企業に独立したところもあるほどです。

不満に感じていること：キャンパス

教室の温度調節機能の環境が悪いです。最近は気候が乱れやすく夏でも寒かったり、冬でも暑かったりする日が多々あります。しかし管理棟でクーラーや暖房の使用が制限されているため、そういった日はただただ我慢するしかありません。図書館ですらクーラーの効きは悪く蒸し暑いです。公立なので電気代の無駄遣いが出来ないのは分かりますが、それにしても環境が悪くて授業に集中することかできません。これでは本末転倒だと思います。

不満に感じていること②：授業

例えば同じ英語の授業でもクラスごとで内容や成績の基準が異なるように感じることに不満を感じます。東京都立大学ではTOEICの点数によって英語のクラス分けを行います。レベルにあった授業を受けることができるのはいいことですが、あるクラスでは全く宿題がないのに対し別のクラスでは毎日英文を事前に訳してこないといけないなどクラスごとのタスクの差があまりにも多く不満です。タスクの多さに関係なく評価されるのでクラスによって得をしたり損をしたりするのは良くないと思います。

東京都立大学に通って良かった？

東京にありながら緑豊かなキャンパスで過ごすことができ、イベントも多いため自然と交流が増えるところが魅力だと思います。国公立の中では建物がきれいなところも自慢です。環境が整っているので、学びたいという気持ちひとつあれば大抵のことは叶えられると思います。部活動も盛んで、府立大学や横市など公立大学同士で定期戦を行っています。多大学との交流がもてたり、大学内で一致団結したりして盛り上がることができるのは学生の醍醐味だと思います。