山口大学の評判・口コミ【教育学部編】

満足していること：授業が充実している

教養課程として、全学部通して受講できる講義が充実していました。生命倫理、宗教学、時間学、美術史、などなど、専攻している専門学問以外も充実し自由に受けることができたので、多くの知見を得ることができました。また、どの内容もとても濃く、教員が熱心に教壇に立たれていたのが印象的でした。もちろん中には適当に授業されてる教員もいましたが。特に覚えているのが、学生に毎回文章を書かせ、その内容をまとめたプリントが次の講義時に配布される講義がありました。そして、それぞれの匿名の文章について考察をし、その考察についての感想をまた各々文章にしていくというものでした。この授業を半期程続けると、思考の言語化というものが上達していくのを体感できました。忘れられない体験でした。

満足していること②：研究室

担当していただいた教授がとても熱心な方で、卒業研究時には何時間も付き合って指導していただきました。同じ研究室だった友人と既存の論文を大量に読んでまとめたりも、大変でしたが楽しく研究ができました。勉強だけじゃなく、夜遅くなった時はみんなで研究室で鍋をしたりといい思い出が多いです。また、中国人留学生が多く、彼らと仲も良かったので、中国の文化を教えてもらったり、おいしい中華料理店を教えてもらえて楽しかったです。ただ、一番よかったことは、留学生のおかげで他国の教育事情などを知れたことでした。

不満に感じていること：飲みサークルが多い

飲み会に行くことを楽しみとしているサークルが多く、なかなか馴染めませんでした。それでも最初は友達を増やそう！と2、3個サークルに入ってみたものの、うるさく騒ぐことを美徳としているような学生たちばかりだったので、徐々に行かなくなりました。私が自分に合うサークルを見つけられなかっただけかもしれませんが、大学のサークルってこんなにつまらないのか！とよく思っていました。サークル内で巻き起こる男女のいざこざも冷たい目で見ていました。

不満に感じていること②：キャンパス施設の利便性が低い

キャンパス内の学食が席数が少ないです。しかも、ちょっと高かったです。二つありますが、片方は食事も美味しくなく残念でした。昼時には学生でごった返し座れないことも多々ありました。学食に入らないから売店に行こうにも売店も狭い！お弁当が少ない！という感じで、食事環境があまり良くありませんでした。しかも、夜は早めに閉じるので、研究が遅くまであるとお腹がすいて困りました。コンビニも歩いたら少し遠いし、近くに安くておいしい定食屋さんみたいなものもなかったため、よくカップラーメンを買いだめしていました。

山口大学のおすすめ学部：工学部

理系なので就職が強いです。研究室も特色があり、熱心な教員が多いと聞きます。工学部は大学院に進むことも多いですが、内部進学も外部進学も、合格者が多い印象を受けます。また、工学部の感性デザイン化は可愛い女子学生も多く憧れでした。

山口大学に通って良かった？

田舎にあるので遊び場所がなく、必然的にお金も浪費しないし、勉強に集中できました。のびのびと友達と話して、勉強してとマイペースに過ごすことができます。遊んで留年！なんてことはほとんど無いのではないかと思います。当時は、田舎で遊ぶところもないことを嘆いていましたが、社会人二年目の今都会に引っ越したので、今から遊べばいいやとも思っています。また、田舎なので都会の焦燥感にかられることもなく、ご飯もおいしいし、健康的に過ごすことができました。