岩手大学の評判・口コミ【人文社会科学部編】

満足していること：図書館が整備され充実している

正門から３０mほど進んだ右手側にある図書館は、在学生だけではなく高校生や一般の方も利用することができます。雑誌・新聞紙から専門書まで、かなりの蔵書量です。古文書などの希少性の高いものは公開されてはいませんが、館員の方に申請すると閲覧ができたりもします。学習スペースもかなり充実していて、主に高校生の放課後の勉強場所となっています。学生は開館中であればパソコンを使用することもできます。ここで課題を済ませてしまうことが多いです。

満足していること②：サークル・部活動が盛んで強い

サークル・部活動の実力はかなりあると思います。高校のころまでは部活動と言えば夜遅くまで頑張るもの、というイメージでしたが、大学では早朝に活動しているところもあります。朝早くに集合して始業前に活動することで、放課後の自由な時間を確保し、さらに学校への遅刻をゼロにするという素晴らしい副次的効果をもたらしています。ですから、どこにも所属していない学生よりも、サークル生・部活生のほうが成績がいいように感じます。

不満に感じていること：冬場の空調を過剰に使いすぎている

「エコ大学」を掲げており、夏場には冷房を使うのを必要以上に制限されてしまいます。それなのに、冬は暖房を入れすぎている点に不満があります。岩手大学は盆地となっている盛岡市にあります。ですから、夏は暑く冬は寒くなってしまうのは仕方がないことです。この土地で、どれだけ在学の教授・生徒らが快適に過ごせるかを考えたうえで、節約してほしいなと思いました。夏冬ともにバランスよくしてほしいです。

不満に感じていること②：授業の感想をカードに書いて提出しなければならない

授業中に配布されるカードに記名して提出することで、出席が確認されます。カードにはその授業のメモ(感想)を書かなければいけないのが不満です。授業のメモはぎっしり、しっかりとした内容でなくては評価されません。一学生の個人的な意見としては、人の話をメモを取りながら聞くというのは内容が全く入ってこないため悪しき慣習だと感じます。名前を書いて提出するのみという授業も増えてきてはいますが、まだまだ前述したような講義が多いので、改められていくことを期待しています。

岩手大学のおすすめ学部：獣医学部

獣医学部があるところは少ないので、東北の方であれば岩手大学の獣医学部をお勧めします。難関ではありますがそれゆえに、学部の横のつながり、縦のつながりが他より強いと思います。また、農学部の動物化学科というところも生物に関係しているので、動物に興味のある方は岩手大学が合っているのではないかなと思います。

岩手大学に通って良かった？

特にやりたいことが定まっていないため、大学に入学したのに浅い知識を詰め込まれるような授業ばかりで少々退屈です。自分の目指すところがあり、経済的余裕がある方であれば、この大学に入学するよりは浪人して本当に志望する大学に入ったほうがいいと思います。大学でできる友達は悪くはありませんが、いまいち野心にかけるというか脱力系な方が多いです。楽しいキャンパスライフを送ることができるかどうかは自分次第です。行動的な人であれば有意義な学生生活となると思います。