埼玉大学の評判・口コミ【教養学部編】

満足していること：留学制度が整っている

国際室という部署が留学関係の案内や支援をしているのですが、他の部署と比べてたくさんの人数で対応してくれるので、いつも誰かしらいて相談しやすいです。とくに、留学となると心配な奨学金のことなど、こちらの条件に合ったものをまとめて紹介してくれるので、自分で一つずつリサーチする必要がなく、奨学金の応募をすることだけに専念できました。留学自体も、協定先の大学の情報を毎年更新していて、以前留学した先輩と連絡も取ってくれるので、実際に体験などを相談できて非常に助かりました。

満足していること②：就職支援課が熱心

こちらは今年からリニューアルしたらしく、新しいスタッフの方々がいらっしゃるので色々と改革しているようです。今年からLINEのサービスが始まり、留学中もLINEを通してセミナーでの情報や、個別の悩みなども相談に乗ってくれました。また、イベントにかかわらず、普段から就活に向けての志向を高めるために、私たちに疑問などを提示してくださいます。例えば、「人生で一番大切なものはなんですか？」や「外国人の友達に日本のいいところを紹介するならどんなことか」などです。面接で使えそうなので、これからもどんどん投げかけてほしいなと思います。

不満に感じていること：レビューシートの活用が不十分

私は3年生なので、これまでたくさんの授業を受けてきました。もちろん、学生に色んな知識を包括的に身につけてほしいと熱心に学生のことを考えて教えてくださっている先生はたくさんいますが、中にはまず人間としてどうなのか、品格を疑うような先生方もいらっしゃいました。大学側は学期ごとに、先生方に対する評価を学生にさせているのですが、それをきちんと活用していないということをこの3年でよく理解しました。以前に、男女差別が甚だしい先生がおり、クラス全員で一致団結して酷評を致しましたが、来季以降その先生のやり方が修正されることも、大学から排除されることもありませんでした。先輩方に聞いたところ、長年ああしていられるということでした。

不満に感じていること②：食堂の席数が少なすぎる

埼玉大学には2つの食堂が存在しています。食事の内容はどちらも似たようなものです。そこは、学食の値段のこともありますし、美味しいかどうかには目をつぶっていますが、問題はその広さです。お昼時には授業終わりの生徒が詰め寄りますから、全くと行っていいほど席が足りていません。片方の食堂に関しては2階もありますが、それでも不十分です。埼玉大学は毎年色んな設備の工事を行ってリニューアルしているのですから、今度は多くの学生が使いやすいように食堂をもっと広く、席もたくさん置いてほしいと思います。

埼玉大学のおすすめ学部：教育学部

埼玉大学は、今の学校制度になる前、つまり戦前から教育者をつくるための学校で、非常に長い歴史があります。大学に付属している学校もあります。また、周辺の地域や学校とも連携が強いですし、埼玉県下の教員採用試験では埼玉大学生の評判は強いものですから、先生になりたい人にはオススメです。

埼玉大学に通って良かった？

設備面においては、不満なところはどの大学でも然りだと思います。これはやってもやりきれないと思います。それ以上に、大学が先ほど言ったように、留学制度を充実させたり、就職支援課が熱心に案内をしてくれたり、他にも色んな進路を考えている学生のために授業の自由がききやすいよう、毎年時間割や学期のシステムに改善を加えたりなど、目に見えて大学が私たちのために努力をしてくださっているのを知っています。満点で行ってよかったと言えないのは施設面だけではなくて自分自身にも問題がありますから、このような評価になりました。