埼玉大学の評判・口コミ【教養学部編】

志望理由

埼玉大学教養学部では教員免許を取得することができます。取得可能な教科は国語、社会、英語です。私は英語の教員免許取得を目指していたため、本学部を選びました。また、教育学部ではない学部で教員免許を取得できるという点に魅力を感じました。実際に入学して卒業をした今、やはり良かったと思いました。自らの興味のある分野の専門的な学び、研究があり、その上に自分自身のなりたいものがあるという構図が、夢まで一本線という訳ではありませんが、自分自身をより花咲かせてくれるような気がします。

大学で勉強していること

私の入学した教養学部では、2年次からコースに分かれて勉学に励みます。コースは主に5つあり、そこからまた専攻という形でより多くの分岐路があります。生徒はそれぞれ自らの興味関心に則り選択していきます。私はアメリカ・ヨーロッパ文化専修のアメリカ研究専攻に所属していました。そこではアメリカに関する様々なことについて学びました。南北戦争や日米関係、薬物、同性婚、マテリアルカルチャー等に関してです。専門の教授たちによって深い学びが提供されます。

満足していること：外国語の学びが充実している

埼玉大学は海外に姉妹提携校を持っていることもあり、毎年多くの留学生が来日し、多くの日本人学生が留学に旅立っています。本学は外国語学習に力を入れているため、4技能を高めるべく充実した外国語授業があったり、ALTと気軽に話せる部屋を設けていたりと留学生と交流ができる機会が多くあります。英語はもちろんのこと、スペイン語やフランス語などのヨーロッパ系言語、中国語や韓国語などのアジア系言語に関するサポートも手厚く、親身に教えてくださる教授陣がいます。

不満に感じていること：人に対するキャパシティが少ない

埼玉大学は国公立大学ということもあってか、全ての学部学科が一つのキャンパスに集まっています。それは様々な人と仲良くなれるというメリットを持つ反面、人が多すぎて困難を招くことがあります。興味のある授業が抽選制になってしまって履修できなかったり、お昼ご飯時に食べられる場所がないこと、空き時間に勉強しようと思っても空き教室がないことなどです。常に人でごった返しているため、思うように行動ができないことが多々あります。

埼玉大学のおすすめ学部：教養学部

自らの学びを追求しながらも、教員免許や社会調査士の免許、司書の免許を取ることができるのが魅力だと思います。好きな勉強をしながら無理なく資格をとり、将来に役立てることができるのです。これは他の学部ではないことだと思うのでお勧めしたいです。

埼玉大学に通って良かった？

教養学部は他の大学に比べて幅広い分野に興味関心を持つことができる学部です。大学生は色々なことに興味を持つ時期だと思います。それを無理に狭める必要がなく、たくさんの学んでたくさんの視点を培うことのできる教養学部は、ある意味生徒に優しい学部だと思います。また、私が所属していたアメリカ研究専攻は少人数の専攻であったため、教授陣とより深い関係性を築き、論文執筆にあたることができました。その点はとても嬉しく、貴重な経験となりました。