埼玉大学の評判・口コミ【教養学部編】

埼玉大学の特徴

私から見た埼玉大学の特徴は自然が多いことだと思います。私の友人が都内の大学に通っており、何度か足を運んだことがありますが、自然が少なく、埼玉大学は非常に多く感じました。自然が多いため、夏場になると近所の子供たちがカブトムシやクワガタを捕る姿を目の当たりにすることが多々ありました。また、大学の近くに大きな川が流れており、その周辺に生息する動物などが夕方になるとキャンパス内に出没し、騒動になることもありました。

満足していること：サークル

大学生活で一番満足したことはサークル生活です。私の所属していたサークルは留学生と交流するという異文化を体験でき、また言語の勉強・上達にも繋がり、有意義な時間を過ごしました。また、留学生を通じて他校の留学生とも繋がり、人脈が広がったきっかけとなったと思います。様々な国の留学生が在籍していたため、多くの異文化を肌で感じ、日本で当たり前が通用しない思考なども感じ、私自身の考え方も徐々に変わり、柔軟性や視野の広さを身に着けることができたと感じています。

満足していること②：ゼミ・研究室

私は教養学部教養学科の国際関係について深く学び、国際関係に関するゼミを選択しました。私の担当教授はアメリカの元軍隊の方で、当初は威圧感もあり、ゼミの変更を考えたこともありますが、彼のゼミの方針が「目で見て肌で感じる」というものであり、夏休みなどに皆で途上国に足を運び、インターネットやテレビなどでは知ることのできない現状を多く目の当たりにし、将来自分がどのような仕事をしたらよいのか、など深く考えさせられる旅となったことが今でも深く印象に残っています。

不満に感じていること：キャンパスの立地

埼玉大学は最寄駅から非常に遠く、駅から歩くと約1時間かかる場所に面しています。台風や雪などで普段自転車を利用している人達がバスを利用すると、バスに乗れるまで何回もバスに乗れず、雨に打たれながらバスを待ったことがあります。また、大学付近は住宅街や畑が多く、夕方になると真っ暗になり、よく女子大生が不審者に襲われそうになったという話を耳にしました。このような事件が多いと大学の印象も悪くなるため、街灯を増やし、少しでも安全性を高くした方が良いと思いました。

不満に感じていること②：キャンパスの環境

大学の正門・裏門には警備員の方がおり、厳重な警備となっておりましたが、夕方になると裏門から大学関係者以外の不審者を見かけたことがありました。また、ある学部校舎の裏で煙草を吸う集団が集まり、お酒を飲んで大きな音をたてたりなど、大学のイメージを崩す原因と感じました。近所にあまりお酒を飲める場所が無いため、コンビニなどでお酒を購入し、飲むことはいいと思いますが、キャンパス内で飲み、ゴミを放置する生徒を見て、あまり良い環境ではないと思いました。

埼玉大学のおすすめ学部：教養学部

教養学部は専攻が多くの種類に分かれており、自分が目的とした専攻に進み、専門知識を深く身につけれるコースがあったため、非常に良い環境で知識を身に着けることができました。専門書なども大学から支援してくれるため、お金のない生徒でも多くの教材を読むことができました。他学部の生徒から聞いた話ですが、他の学部は教材を買わないと知識が身につかない、しかし高額で購入も躊躇すると悪循環と伺いました。

埼玉大学に通って良かった？

私は埼玉大学に通ってよかったと思います。国立という背景もあるのか、多くの生徒は真面目であり、就職率も高いと感じ、将来性もあると思いました。埼玉大学は教員を目指す生徒が多いため、教員免許をとるため皆必死に勉強している姿を深夜のファミリーレストランなどで日々見かける事がありました。また、学部の教授も親身になって就職活動の手助けなども行ってくれたため、就職活動にかかるストレスなども少なく、生徒と教授間の関係がとても近く感じました。