尚美学園大学の評判・口コミ【芸術情報学部編】

満足していること：専門性が強い

四年制の大学ではなかなか学ぶことが出来ない、音響・映像・CGなど専門性の強いことを学ぶことが出来ます。施設も整っており、録音スタジオ・映像スタジオや、制作に使う機材は学生なら使い放題です。機材貸出のスタッフの方々もフレンドリーで、教授にはなかなか出来ない相談も乗ってもらえる憩いの場になっています。教授もかつて業界で活躍していた方々ばかりで、専門学校と同じような技術・知識を学ぶことができる上に、最終学歴が大学卒となり、一石二鳥です。

満足していること②：自分のバランスで学べる

音響・映像、CG・ウェブ制作等、コースが分かれているものの、自分の好きなバランスで好きな授業を取ることが出来ます。例えば、私は音響コースでしたが、映像の授業で台本の書き方や絵コンテの書き方を学ぶことで、音響だけでなく周りのことも理解でき、制作がさらに楽しくなりました。また、絵を描くことが好きなのでデザインの授業も取ることが出来ました。このように、専門性が強い中でも業界のことを幅広く学べる点は、専門学校では出来ない大学だからこそできる強みだと思います。

不満に感じていること：専門職以外の就職先が少ない

私の通っていた芸術情報学部情報表現学科は、大学の中でも専門性が強いため、テレビ業界や制作業界への就職先は多く、とても強いです。しかし、全国の大学で見るとネームバリューも無く、サービス業や商社など、学校で学んだこととは関係のない職種を目指した場合は、大学からの推薦もなければ、都内の有名大学にはとても敵わないため、かなり厳しい状況になってしまいます。四年制大学というと、就職先も専門学校に比べれば選択肢が増えるイメージがありますが、業界志望でないと就職活動には苦労します。

不満に感じていること②：キャンパスの周りに何もない

尚美学園大学は川越駅からバスで15分ほど行ったところにあります。キャンパス内に購買はあるものの、コンビニへ行くには徒歩15分、飲食店は徒歩20分以上かかり、スクールバスで駅前まで戻らないと遊んだりごはんを食べたりする場所がありません。しかし、スクールバスが出ている本数も時間によりかなりばらつきがあるため、都内の大学生なら普通にできるであろう、昼休み中に駅前に出てランチ等するのは難しいです。遊ぶには、授業が全て終わった後がおすすめです。

尚美学園大学のおすすめ学部：芸術情報学部 情報表現学科

私の大学には芸術情報学部と総合政策学部の２つがありますが、２つの学部が関わることはほとんど無いため、残念ながら総合政策学部がどういう学部なのかがわかりません。芸術情報学部には、情報表現学科と音楽表現学科がありますが、音楽表現学科はいわば音大。音大にはもっとメジャーな大学も多くありますし、そういう点で考えると、大学ではなかなか学べないことを学べる情報表現学科がおすすめです。

尚美学園大学に通って良かった？

ずっと学びたかったことを納得するまで学べたからです。国家資格も取得することが出来ました。今、働いている職種と、大学で学んでいたことは全く同じではないですが、少なからず役に立っていると思います。また卒業制作では、テレビ番組を作成したのですが、メンバーと時間を見つけては話し合って、泊まりがけでロケハン・撮影、夜遅くまで編集をしたり等、他の大学では経験することが出来なかったであろうことをたくさん経験することが出来たと思います。