同志社女子大学の評判・口コミ【生活科学部編】

同志社女子大学の特徴

同志社女子大学では、「キャリア教育」が導入されています。キャリア科目として、「大学生活とキャリアデザイン」という科目が開講されており、大学で学ぶことの意味や目標を学生自ら考える機会が作られています。働くことについて多方面からの考え方を学び、学生自らのキャリアプラン、キャリアデザインを作成します。さらに、就職活動を見据えて、「論理的思考力」「コミュニケーション力」「プレゼンテーション力」を身につけることを重視した教育を受けることができます。

満足していること：キャンパスの立地

同志社女子大学は同志社大学と隣同士であり、また京都市内には他にも多数の大学が点在しています。そのため、インカレサークルも多くあり、他大学との交流が豊富です。同志社女子大学は少人数教育を実施しているために大学内の学生はあまり多くはありませんが、他大学との交流が多いことでたくさん刺激を受けることができ、視野が広がります。また、京都市内にキャンパスがあるため、多くの日本文化、京都文化に身近に触れられることも大きなメリットです。

満足していること②：授業

食物栄養科学科の管理栄養士専攻では、管理栄養士になるための養成校として指定されており、4年間かけてきっちり管理栄養士としての知識や技術を養います。教員も熱意のある方が多く、国家試験に合格することを目的とするのではなく、「プロの管理栄養士」を育てるためのカリキュラムが組まれています。知識を得るためだけでなく、実際に働く際に役立つ講義が主となるため、厳しくはありますが、将来的に役立つノウハウを時間をかけて教えてくださいます。

不満に感じていること：キャンパスの環境

同志社女子大学の今出川キャンパスは敷地内に同志社女子高校があり、かなり狭いキャンパスとなっています。キャンパス内の移動には時間がかかりませんが、広い教室が少ないために授業中狭くて集中しにくい環境です。また、図書館が地下にあり、比較的小さいため蔵書も多くありません。自習スペースも多くないため、テスト期間はすぐに埋まってしまいます。また、本の探し方が難しく、入学当初にオリエンテーションをしてもらえますが、使いこなすのが難しいです。

不満に感じていること②：大学祭

同志社女子大学にもEVE祭と呼ばれる大学祭が11月頃にあります。EVE祭は金土日の3日間行われるのですが、周囲の大学に比べて規模が小さく、集客もあまり良くありません。それどころか、大学の学生の参加率も非常に低いです。隣の同志社大学ではもう少し期間も長く、ステージも模擬店も盛り上がっているのに対し、ステージは寂しいもので、目玉の企画以外では閑散としています。また他大学、特に京都大学の大学祭と時期がかぶる事も多いため、京都大学のサークルに所属している同志社女子大の学生は参加しない子がほとんどです。祭りの運営が好きな自分にとっては寂しい大学祭でした。

同志社女子大学のおすすめ学部：生活科学部 食物栄養科学科 管理栄養士専攻

管理栄養士専攻では、卒業と同時に栄養士の資格と管理栄養士国家試験の受験資格がもらえます。国家試験に向けての手厚いサポートも受けられ、高い合格実績があります。教員の方々も常に学生の学びのために尽力されているため、質の高い授業が受けられます。他大学の管理栄養士コースにはない、現場で役に立つ知識や技術が学べる科目も充実しています。

同志社女子大学に通って良かった？

管理栄養士を目指すコースだったこともあり、非常に忙しく、他学部、他大学の学生と比べて遊ぶ余裕はかなり少なかったように思いますが、その代わりに将来に役立つ勉強をたくさん出来ました。特に、管理栄養士専攻の教員の方々は、学生のために尽力して下さり、質の高い教育を受けることができました。勉強、レポート、実習と非常に忙しく精神的にもしんどい大学生活ではありましたが、その時期を乗り越えられたからこそ、現在社会人になってから努力することが苦でなくなったように思います。