鹿児島国際大学の評判・口コミ【福祉社会学部編】

志望理由

地元の大学で福祉に関する勉強がしたいと思い選びました。また社会福祉学科では社会福祉士の国家試験受験資格だけでなく精神保健福祉士や介護福祉士の国家試験受験資格なども取得することができる課程があったため選びました。また、高校の先生からこの大学であれば指定校推薦が可能だというお話をいただいたたのも決めてです。受験といっても指定校推薦だったためほぼ合格は確定していましたが、担任の先生には願書と一緒に送る志望動機書を添削していただいたり、面接の練習をしていただきました。試験当日は面接だけだったのですがほとんど雑談のようなもので、それ以外は志望動機書に書かれていることに関して簡単な質問をされ、大学に入ってから大切になってくることなどの話をして終了しました。合格はほぼ確定といっても通知が来るまではとても緊張しました。

大学で勉強していること

福祉に関する基本的な知識や相談援助職に必要な面談技術、グループワークで事例検討なども行いました。また課程によって違いますが基本的には3年次には、社会福祉福祉士の受験資格取得のために夏休みを利用し高齢者・医療・障害などの各分野に分かれて約1ヶ月間実習を行います。そのため2年の後期頃からはどの分野に実習に行きたいかなどを考えておく必要があります。後期に入ってからその実習に関する報告書を作成し、各分野1名ずつ実習報告会で発表します。精神保健福祉士課程や教職課程にいる人は4年次にも実習を行います。

満足していること：福祉に関して多く学ぶことができる

県内で社会福祉士の受験資格を得ることができる大学がここだけなので、現場でも卒業生の方が多くいらっしゃいます。なので現場で活躍しているOBの方の講義を1年次から受けることができるなど、県内の福祉業界との繋がりは広いと思います。実際に在学中からOBの方が行ってる活動に参加してそのままそこに就職する人もいますし、実習先から直々に将来うちで就職しないかと誘われる人もいるみたいです。こういったことから福祉業界での評価は高いのではないかと思います。

不満に感じていること：大学までのアクセスが悪い

坂を上ったところに大学があるためアクセスが悪いです。一応駅から少し歩いた所からスクールバスが出ていますが、それがない場合はきつい坂を上って徒歩で行くかタクシーを使って行くかになってしまうのでアクセスは悪いと思います。日曜日に講習会や模擬試験などがあるとスクールバスはほとんど出ていないため歩く時間も考えないといけないです。なので遠方から通うとなると体力的に厳しいところもあると思いますし、実際に通学に時間がかかることが苦痛で1年の単位をほぼ落とした人もいました。

鹿児島国際大学のおすすめ学部：福祉社会学部 社会福祉学科

福祉の業界自体人手を求めているので福祉に関しての知識が深いと就職する際に有利だと思います。福祉関係の仕事でなくても大学で学んだ面談技術など、他の業界で人間関係を円滑にできるスキルを学んでいるので大丈夫だと思います。実際に社会福祉学科に来たけど福祉に関係ないところに就職する人も多くいますし、どこの業界に行っても求められる人材ではあると思います。また大学でも社会福祉士の国家試験に向けた対策講座や講習会などを行っているので、福祉業界でがっつり働きたい人にはもちろん、そこまで興味がない人にとっても将来に活かせるスキルが学べる学科だと思います。

鹿児島国際大学に通って良かった？

福祉に関する勉強が十分にできるのでそこはいいと思います。ですが遠方から通っていると交通の便がそこまで良くないため通学にはとても時間がかかりますし、通学だけで体力を使ってしまうので正直休みや空いている時間を使ってバイトをするなんてことはできないと思います。1～2年は専門科目に加えて共通科目もあるのでそれも考えると遠方から通い続ける自信がない人、バイトもがっつりしたい人は、寮に入るか近くで一人暮らし、車での通学を考えていたほうが良いと思います。