広島大学の評判・口コミ【医学部編】

志望理由

昔から医師になりたくて医学部を受験することにしました。実家は九州なので、できれば九州か中国・四国地方の大学に進もうと思い、色々な大学のオープンキャンパスに参加しました。その中で広島大学の先生や学生に積極的に声かけをしていただき、面白い実験をさせてくれたりと、オープンキャンパスの内容も雰囲気もとても良かったので広島大学に行こうと決めました。受験は現役時はセンターの点数が伸びず落ちてしまいましたが、浪人しても広島大学に行きたかったため、一浪して通っています。

大学で勉強していること

1年生の時は医学系の専門科目はほとんどなく、基礎科目（数学、英語、必修生物など）が主な授業でした。週に1回くらい医学系の問題についてみんなで議論したり発表したりする授業がありました。2年生になってからは逆に毎日のように専門科目の授業があります。前期には解剖学実習があり、亡くなった方を解剖しながら体の構造を学んでいくという授業が多いです。他にも、2年生では生化学や生理学、脳神経医学、病因病態学、免疫学などを勉強します。

満足していること：先生方の面倒見がいい

広島大学ではチューター制度があり、1人の先生が1学年5~6人の学生を担当します。その担当してもらう先生のことをチューターと呼びますが、チューターは入学時から卒業時まで変わりません。自分の成績はチューターにも提示され、長期休みの前は面談があり、成績や日常生活・学校生活で困ったことがないかなどを聞かれます。このチューター制度は他の大学でも行っているところもありますが、広島大学のチューターは生活面や勉強面、心のケアなどに対しても親身になってくれるので、特に面倒見がいいと思います。

不満に感じていること：他のキャンパスが遠い

1年生時は週に一度、英語や選択科目の授業を受けるために東広島キャンパスに行かなければいけません。しかし、医学部のキャンパスの最寄り駅から東広島キャンパスの最寄り駅までは新幹線に乗って30分、新幹線に乗らずに在来線で行くと1時間半くらいかかってしまいます。交通費も自分で負担しなければなりませんし、東広島キャンパスの最寄り駅からはバスに30分ほど乗らなければいけないので本当に大変です。

広島大学のおすすめ学部：医学部

医学部のキャンパスには薬学部や歯学部も入っているのですが、そのような学部に比べると医学部は勉強しなけれはいけないことが多い割に休みも多いです。また、薬学部や歯学部のように成績を気にせず、単位さえとれれば平気です。なぜなら、医学部の研究室は成績順で決められることがないからです。医歯薬のキャンパスは広島の中でも都会にあり、休みの日はデパートに行ったり、友だちとカフェに行ったりすることもできます。医歯薬以外の学部は広島の山の方にあるのであまり遊べないそうです。

広島大学に通って良かった？

授業をしてくれる教授は皆教育に対して積極的で、生徒の質問にもたくさん答えてくれますし、授業の仕方も比較的分かりやすいです。また、部活動やサークルの種類も豊富で、大会に出場している部もたくさんあります。大学での過ごし方や勉強の仕方は部活動やサークル内で先輩方が教えてくれます。入学してすぐにオリエンテーションキャンプもあり、そこでは入学時に決められたグループで終始行動するので必ず友だちができます。グループの班長やキャンプの進行は1学年上の先輩が務めてくれて仲良くなれるので、安心して学校生活を送ることができます。