立正大学の評判・口コミ【経済学部編】

立正大学の特徴

立正大学では都内の大学には珍しい仏教学部があり、仏教学部以外の生徒も入学から約一か月間、週に一回開催される学部ガイダンスにて仏教の理念や、立正大学に縁のあった第55代内閣総理大臣石橋湛山の理念をもとにした特別講義が設けられていたりと他大学ではなかなか見られない講義があります。そして大学側がゼミナール活動に積極的で、各学部を通して様々なゼミナールを開設してるのがかなり特徴的です。ゼミナール＝一つの分野について積極的に研究、学んでいく、みなさんが考える通りなのですが他学部、他ゼミナールとの交流も活発で一つのテーマから他分野に研究を広げられることもあり、交友関係など広げやすいという特徴ももっています。

満足していること：ゼミ・研究室

この大学ではゼミナール活動がかなり活発で一つの分野から他分野に至るまでの研究が専念できる受け皿が整っています。ですので、自分の所属しているゼミナールから他の友人が所属しているゼミナール活動に参加してその分野の研究テーマを自分の研究テーマに生かすこともできますし、交流関係、知識面の横のつながりを同時に広げることができます。そして各学部で12月に行われるゼミ大会（一年を通しての研究の発表）では、100～200人の前でのプレゼンなどを経験することができるため自分の培った研究成果を大勢の人に伝えるというスキルも試すことができ、社会人になる前に貴重な経験をすることができます。

満足していること②：サークル

四年間を通してサークルに参加した私にとってはサークルの多さ、適度な自由度のおかげで大学生活を充実させることができた、と思っており各サークルに部室が与えられ自由時間をそこで過ごし、サークル仲間との時間を共有しやすい環境が整っています。各サークルにもよりけりだと思いますが、創立からの歴史がある大学ですので都内の他大学サークルとつながりをもっており、本大学他大学間での交流も活発です。文化系サークル、スポーツ系のサークルの数も同程度あり、サークルの掛け持ちをしている人が珍しくないレベルです。

不満に感じていること：キャンパス

立正大学には、品川区大崎にある本キャンパス、もう一つは埼玉県熊谷にある第二キャンパスの二つのキャンパスがあり、各学部によってキャンパスがわかれています。もちろんサークルも各キャンパスにあり、仮に交流がもうけられどちらかのキャンパスで集まろうとなったときにかかる移動時間が在来線で1時間半かかってしまうというデメリットがあり、各キャンパスが独立してるような感じになっています。品川キャンパスでは交通面の利便性から他大学との交流までもありますが、熊谷キャンパスでは立地的な問題から近辺に大学施設がなく他大学との交流が少ないようです。

不満に感じていること②：留学制度

留学を望まれる人にとっては立正大学をあまりお勧めできません。留学生をよく目にすることはあるのですが、在学している学生が留学するという例をあまり聞きませんでした。他の大学に通っている友人の話では、留学をするとか、どこに受け入れ先の大学があるといった話をよく耳にするのですが、立正大学ではあまり留学に積極的ではない雰囲気を感じます。留学生を受け入れる形を優先してるような感じもあり、留学願望のある方はおすすめできません。

立正大学に通って良かった？

地元の大学より都内の大学に進学したことによって様々な視野が広がりましたし、本大学の経済学部では金融分野に優秀な教授が在籍しており、その教授のもとでのゼミナールを通して自分の社会人になってからのビジョンが鮮明に描けるようになりました。人との出会いは環境によって変わりますが、この大学に入ってすばらしい人間関係を築くことができ、勉強したい分野が定まり、常になりたい自分、この先の将来を考えるきっかけを与えてくれたの自分の人生の中での財産だと思います。