立正大学の評判・口コミ【経済学部編】

立正大学の特徴

立正大学は日本の数ある私立大学のなかで最も古い歴史と伝統を有する大学の一つです。現在は「モラリスト×エキスパート」を育むことをスローガンに掲げており、学生の将来を見据えて様々な支援があります。特に資格・就職支援には力をいれているように感じました。就職のためのキャリア形成プログラムというものがあり、職業に対する考え方、社会についての広い知識を身につけることができるのでお勧めです。他にも国際交流会や海外研修にも力を入れており、希望すれば様々な体験が出来ることがこの大学の魅力です。

満足していること：キャンパスの立地

キャンパスは五反田と埼玉県熊谷市の2か所にあり、学部によってキャンパスが異なります。私が通っていた経済学部は五反田駅から徒歩10分ほどの場所にあったので立地はとても良いです。なので、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県などから通う学生も多くいました。五反田には飲食店が沢山あるので、時間つぶしにカフェへよったり、友人とランチをしたり、夜は飲みにいったりました。渋谷・新宿も近く電車で一本なので、空き授業の時間にちょっと買い物に行くこともできますので、暇を持て余すようなことはありませんでした。

満足していること②：進路・就職

立正大学では就職支援や資格支援が充実しています。大学3年になると就活講座に参加することができます。就活のプロが講師となり、講義やグループに分かれて面接の練習をしたりととても充実した内容でした。また、キャリアサポートセンターという就職に関する相談やインターンの手続きをしてくれる場所があり、就職活動をする際とても助かりました。資格支援は、学内の掲示板で資格取得のための講座や受験日程の案内が沢山張り出されているので、気になる資格がきっと見つかると思います。授業で習う範囲で資格をとれたこともありました。授業を受けて自宅で少し復讐するだけで、効率よく資格を取得できたのでとても良かったです。

不満に感じていること：授業

授業の内容には満足していましたが、雰囲気にはかなり不満がありました。授業は8人ほどの少人数で行うものから、200人ほどの大人数で行うものまであります。先生にもよりますが大人数で行う授業はかなり騒がしいので、静かに授業を聞きたいと思っている人はストレスを感じると思います。騒いでいる学生をきつく注意する先生の授業だと皆静かに授業を受けますが、そうでない先生もいます。立正大学だけかは分かりませんが、騒ぐ学生は大抵後ろの席に固まっているので、集中して授業を聞きたい場合は前の席に座るのがお勧めです。

不満に感じていること②：サークル

どういうサークルがあってどういう活動をしているかがあまり分かりませんでした。入学した4月にサークルの勧誘がありましたが、サークルごとの案内のチラシを渡されたり掲示板に貼られるだけでした。もっと活動を紹介するイベントなどがあるもかと思っていたので少し残念でした。私が入ったサークルはたいした活動もせずにいつのまにか休止状態になりましたし、サークルに入っている友人もあまりいなかったので、サークル活動が活発ではないのだと思います。積極的に活動したい場合は部活に入ったほうがいいと思います。

立正大学のおすすめ学部：心理学部

たまにテレビにも出演するような有名な教授がいます。心理学部は学部の人数が比較的少ないこともあり、みんな仲がよさそうでした。大学院へ進んで本格的に学びたくなったという友人もいたので、授業がとても魅力的だったのだと思います。

立正大学に通って良かった？

良かったと思うこともあれば後悔することもあります。就職支援が充実している点や、学内の設備（図書館や自由に使用できるパソコンの数が多い）はとても満足しています。ただ、立正大学は試験もある程度出来れば誰でも受かるような大学なので、社会人となった今、高校生の時にもっと勉強してもっと良い大学へ行けばよかったと思うことがたまにあります。学歴社会ではないといえ、出身大学の話題になことは結構あります。その時に胸を張れない自分がいて、母校を誇りに思えない自分が情けないです。ただ、素敵な友人に出会えたし沢山の思い出を作ることも出来たのはこの大学に通えたおかげなので感謝しています。