筑波大学の評判・口コミ【生命環境学群編】

満足していること：キャンパスの環境

自然が多いキャンパスで、敷地内に森や池などがあります。高い建物が少なく、朝日や夕日もとても綺麗で、歩いているだけで癒されます。国内でも有数の広さを誇るキャンパスなので、キャンパス内にはバスが通っており、どこに行くにもあまり困ることはありません。また、自転車を利用する学生が多く、街全体が自転車で移動しやすいようにできています。教室が遠い授業は移動が大変ですが、リフレッシュや運動不足の解消にもなります。

満足していること②：授業

総合大学ですので、幅広い学問の授業を受けることができます。自分の関心があることについて、専門家の話を聞くことができるので、本当に勉強になります。私は趣味で美術の授業を受けました。運動が好きな友人は体育の授業をたくさん選択していました。また、授業を通して他の専攻の学生とも仲良くなる機会がたくさんあるので、在学中にたくさん友達ができます。色々な分野の人との出会いは、自分将来にも良い影響を及ぼすと思います。

不満に感じていること：ゼミ・研究室

私の研究室だけかもしれませんが、教授が学生を都合良く利用していました。必修の授業で論文を書かされ、教授は少し赤入れしたのみですが、出来上がった論文を見たところ、筆頭著者が教授名義になっていて、愕然とした記憶があります。また、後輩の教育という名目で後輩の研究室の管理のアルバイトを任されたのですが、本来教授の仕事であるはずの作業をかなり安い報酬でやらされました。研究室の所属に関しては、前もってよく調べる必要があると思います。

不満に感じていること②：アルバイト・インターン

田舎の大学なので、アルバイトができる場所が極端に少ないです。駅前に商業施設がありましたが、隣駅の開発により撤退が相次いでいます。他にもお店はありますが、アルバイトをしていると知り合いがお客さんとして来て、気まずい思いをすることもあります。インターンについても、キャンパスが都心から遠いため、都心の企業のインターンに参加しようと思うと交通費がかなり負担になります。一方で、キャンパスの周囲に研究所が多いので、研究職に就こうという人には良い場所です。

筑波大学のおすすめ学部：地球学類

地球科学について、幅広い分野を学ぶことができます。大気科学等の理系分野と地理学等の文系分野が一つの学科にまとまっているのも珍しいと思います。入学後、研究室に入るまでにじっくりと自分にあった専攻を選ぶことができます。

筑波大学に通って良かった？

自然に囲まれたキャンパスで、素晴らしい学生生活が送れたと思います。遊ぶ場所も少ないので、勉強に集中できますし、疲れたら自然に癒されます。また、学生も素朴な印象の人が多く(偏見かもしれませんが)、都心の大学でブランドバッグを持っていないとメンツが保てないといった面倒なことも気にする必要がありません。(すっぴんジャージで授業に出ても浮きません。)また、地方から来ている学生が多く、学生寮で暮らしを共にしたことは、忘れられない思い出です。