立教大学の評判・口コミ【経営学部編】

立教大学の特徴

外見的なところでよくイメージされるものは、赤レンガ造りの蔦が絡まる校舎だと思います。キャンパスは2つあり、私が通っていた池袋のキャンパスはレトロな建物を残してある雰囲気です。学生は場所柄もあってか、比較的オシャレに気を使う人が多かったです。大学のカリキュラムとしては、英語に力を入れようとしていると感じました。全学部共通で1年目は学期の初めにプレイスメントテストでクラスが分けられ、ライティング、プレゼンテーション、リスニングが必修になっていました。

満足していること：キャンパスの立地

池袋に位置しているというメリットは非常に大きいと今から振り返っても思います。わたしは在学時あまりそのメリットを活かせていなかったなと振り返って少し反省するところではあります。もし今学生時代をもう一度やるとしたら、授業がないときは積極的に大学外のコミュニティに赴いて、インターンなどで社会経験をつみたいと思います。立地がよく、都内のどこでもアクセスが良いこの大学だからこそ、学外に積極的に出て行って、自分の経験値を飛躍させるべきだったなと思います。

満足していること②：キャンパスの環境

キャンパスの設備には、非常に満足しています。まず、PCを無料で借りられるという特権があるので、それは本当に重宝していました。メディアセンターに行けばIT関係の機材では特に困ることがないくらい充実しています。また、図書館がとてもスタイリッシュで綺麗なので、すごく勉強に集中できました。静かに勉強や本を読むだけでは無く、コモンスペースと呼ばれるラウンジのような場所もあるので、グループワークをするときは、話しながら作業を進めることもできます。キャンパスの設備にはとてもお世話になりました。

不満に感じていること：就職ガイダンス

３年次になると大学が主催してくれている就職ガイダンスが始まるのですが、今から振り返ると言っていることがややコンサバティブだなあと思うことはあります。全体に向けてプレゼンしているので、どうしても無難な安定思考になってしまうのはわかるのですが、やはり典型的な大企業思考のガイダンスだったなあと感じています。いわゆる終身雇用なんてありえない私たちの世代だからこそ、大学側ももっと本当の現実を伝えるべきだったのではないかなと感じざるを得ません。

不満に感じていること②：ゼミ・研究室

わたしの所属していた経営学部では、ゼミの数が学生の数に対して圧倒的に足りていませんでした。もちろん、ゼミに入れないからと言って学生生活が台無しになることなんてないのですが、やはり厳しい選考を勝ち抜いてやっとゼミに入れるという状況は変わらないです。とはいえ、わたしのゼミでは、選考こそは厳しかったものの、入った後は少し緩すぎたかなと感じています。単位を取る上では楽でしたが、「自分に力はついているのか？」と不安になることは良くありました。ゼミ以外にも、自分の学びを深めたり、社会との接点を持つ方法なんていくらでもあるので、「ゼミに入るべきか？」という疑問を自分に問いかけてみるくらいのスタンスがいいと思います。

立教大学のおすすめ学部：経営学部 国際経営学科

課題は大変でしたが、確実に英語の力が伸びました。TOEIC換算で1年から2年の後半で200点くらい伸びたこと、また、英語を使ってディスカッションしたり、プレゼンテーションをしたり、時には留学生と冗談を言い合ったり、そう言ったことが「自分にもできる」と思えるようになったのは、この学科で「英語でビジネスを学ぶ」経験を通してです。

立教大学に通って良かった？

自分にとって、大学に通ったことは良かった。経営学部で学んだことは、いまの自分の仕事や生活において確実に血肉になっているなと感じている。大学時代、留学生と一緒にグループワークをする授業があったのだが、その時に他の国の学生と考え方や授業に対する参加の仕方が違うなと肌で感じることができた。実際、いまは海外で働いているのだが、あの時「前提が違う」という事実を目の当たりにしたことで、海外でコミュニケーションを取る上で何度も助けられています。異なるバックグラウンドを持つ人との交流で自分の幅を広げられたこと。それが自分の大学生活で得た一番の糧だと感じています。