宮城学院女子大学の評判・口コミ【学芸学部編】

志望理由

私は中学生の頃から人間の社会心理(Aという集団とBという集団は、同じ物事に対してどうして対応が全く違うのか、等)ということに興味があり、学問的に学んでみたいと思っていました。また、私自身が発達障害を持っていることもあり、自分自身の特性をしっかりと理解しておく為に心理行動科学科を選びました。 推薦入試でしたが、面接では「高校では何を努力したのか」「なぜこの科を望むのか」をはっきりと答えることができたので、無事合格することができました。

大学で勉強していること

心理行動科学科では、様々な方面から人間の心理について学びました。心理学の歴史という基礎のみならず、「与えられた刺激に対する印象の違い(ストレス・音楽・匂い等、五感に関するもの)」や「日常における疑問を、アンケート・実験で裏付けをとる統計作業」といった実践的なアプローチで、座学では学べない、専門的な作業を学ぶことができました。特に、日常的な疑問や仮説の裏付けをとる作業では、曖昧な物事を感覚ではなく、実験結果の統計や考察によって示すことの大切さを学びました。

満足していること：施設が綺麗

キャンパス内は全体的に綺麗で、冬は入り口付近のクリスマスツリーが電飾で彩られたりと、季節を感じられると思います。また、トイレの工場が行われて以来、ライトが明るくなり清潔感が増しました。音姫も搭載されたので、より女性に利用しやすくなりました。図書館のトイレは、奥に広めのスペースが作られたので、体に障害のある方でも利用しやすくなっています。 図書館の本もあらゆるジャンルの本が揃っており、学びやすい環境が整っています。

不満に感じていること：都市中心部から離れている

都市の中心部から遠く離れているため、バスで40分ほどかかってしまいます。1限目のように朝の早い時間帯は、学生達がバスに行列を作っているため、予定のバスに乗れない可能性があります。予定より早めに来ない限り、座ることは出来ないと思います。その場合、40分立ちっぱなしで夏場は暑く、冬場は人の熱気や暖房で暑いので具合が悪くなることがありました。さらに、吹雪の日は、雪でバスが止まってしまい「歩いたほうが早いよ」と運転手の方に勧められ、駅まで20分ほど歩くことにもなるので、自宅が遠い方(新幹線で来る距離)には酷な状況もあります。

宮城学院女子大学のおすすめ学部：学芸学部 心理行動科学科

家で学べることだけでなく、「仮説を立てる→アンケートで統計→実験データ収集」といった、現場に立たなければ分からないことを学ぶことができました。また、実際にその物事や通説は正しいのか、という情報を仕入れる際に今一度考えてみる力をつけることができたからです。

宮城学院女子大学に通って良かった？

サークル活動は、他校と交流があるなど盛んでしたが、「入っていないとマズい」というような空気もなく、自分のペースで学生生活を送ることが出来ました。自宅から遠い場所へ通うことで、電車の時間の調べ方やバスの乗り方などのライフスキルを取得することができました。また、勉学とは関係ないですが、森の中に学校があるため野生のフクロウらしき鳥を目撃すことができ、非常に貴重な経験となったからです。