獨協大学の評判・口コミ【法学部編】

獨協大学の特徴

オールインキャンパスで、アットホームな雰囲気があるのが特徴的な大学です。多くの大学は学部や学年によってキャンパスが離れていますが、獨協大学は１つの敷地内にすべての学部（法・経済・外国語・国際教養）が揃っています。そのおかげで、他学部の教授が開いている授業にも参加することが可能です。私は法学部の授業だけでなく経済学部や外国語学部の授業を聴講したり、教授ろ個人的にお話をすることができ、4年生になった今充実した大学生活を送ることができたと思っています。

満足していること：キャンパスの立地

キャンパスは東武スカイツリーラインの獨協大学前駅から徒歩約10分と、駅からのアクセスが良いです。草加市にあるということもあり、キャンパスの周りには川や公園があり自然に囲まれた環境の中で勉強ができます。都内と違い便利な商業施設はありませんが、真面目に勉強したいという学生にはもってこいの立地です。部活動やサークル、ゼミなど大学全体を通して草加市民の方々との繋がりがあるため、大学生活を過ごしていく中で何らかの形で地域の温かさに触れられるのも、大学の立地に満足している理由の一つです。

満足していること②：授業

豊富な外国語の授業が魅力的です。学内には多くの外国人講師や教授陣が在籍しているので、リスニングやスピーキング能力を向上させることのできる良い環境が整っていると思います。英語に関しては、入学時にTOEICの点数別でクラス分けされ、個々の学生のレベルに合った授業が展開されます。また学内には英語、フランス語、中国語、ドイツ語など言語別に資料や映像学習のできる場所があり、そこでは定期的に無料で授業が行われています。

不満に感じていること：留学制度

交換留学の提携校は豊富にある半面、授業の認定の範囲が狭い点に不満を感じます。特に外国語学部以外の言語を専攻としていない学生は、海外大学での単位認定ができず、交換留学の条件と合わないことがあります。私も最初は交換留学を希望していましたが、単位認定できるような法学の授業がなく、最終的には休学を伴う私費留学となってしまいました。言語以外を学びたい学生のための提携校を増やすことで、学生全体の外国語教育の向上に繋がると思うので、改善してほしいです。

不満に感じていること②：大学のアプローチの仕方

現在大学では様々な建て替え工事を行っています。最新設備の揃った安全な建物の中で授業を受けることができるのはいいことなのかもしれませんが、あまりこだわりのない学生から見れば無駄ではないかと思ってしまいます。その分授業料や施設費が安くなるのであれば、その方がいいと感じます。また、入試制度が容易になったり、駅の名称変更などは受験生に対して効果的なアプローチ手法のひとつだとは思いますが、以前のような「目立たないが評判はそこそこ良い大学」という魅力的な雰囲気はなくなってしまった気がします。

獨協大学のおすすめ学部：法学部

私の在籍している法学部は、少人数で穏やかな雰囲気があります。法学部では文献を読んだり文章を論理的に書いたりする能力を身に付けられます。また、埼玉県の市役所の職員の方から地域の行政について学ぶことのできる授業が開港されているので、公務員を目指したい学生には良い環境です。

獨協大学に通って良かった？

「大学は学問を通じての人間形成の場である」という標語にもあるように、私はこの大学の4年間で自分自身の成長を大きく遂げることができました。授業や部活動、ゼミナールを通して学生や教授、地域の方々との繋がりを大切にすることで、深い人間関係を築くことができました。それは、自然に囲まれた立地や、様々な授業が受けられる環境だったからこそ成し遂げられたのではないかと思います。目標に向かってやりたい事がなんでもできる大学生という時期を、この大学で過ごせて良かったです。