京都大学の評判・口コミ【文学部編】
今回は、京都大学 文学部に現在通っている4年生に京都大学の雰囲気や魅力、特色について、伺いました。お話の中で、「サークルの充実」「災害時の対応」など、在籍している人ならではのリアルな口コミ・評判を教えていただくことができました。後半パートでは、京都大学に通って良かったかについても、ずばり答えていただきましたので、京大 文学部に対するイメージを具体的にしたいとお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
回答者プロフィール
- 大学:京都大学 文学部 人文学科
- 状況:現在大学に通っている(大学4年生)
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
満足していること:サークル
まずサークル選択の自由が挙げられます。京都大学は入学前に見て回った他大学と比較しても、サークルの数が圧倒的に多いです。中にはこんなものまで、というようなサークルが公認されていることもあります。さらに、もし無ければ自分で作ることもできます。実際に自分の周りにも新規にサークルを立ち上げ、一年で部員を数十人ほどに増やした人もいました。そうしたことも許されるのがこの大学の特色だと思います。次に実際にサークルに入ってみると、多様な人が集まっているということが挙げられます。私は社会系のサークルに入っているのですが、京都大学だけあってメンバーの出身地は様々で、未知の情報を得ることができます。またマニアックな大学という世間のイメージ通り、高度で専門的な知識を持っている人も多く、話をすると非常に感心させられます。
満足していること②:ゼミ・研究室
テレビや本などでよく目にする著名な教授とお近づきになれる機会が多いということが理由です。私は地理学の教室に所属しているのですが、そこにも毎年テレビ取材を受けていたり、何冊も著書を出しているような教授がおられます。講義やそのほか教室の行事の際には、テレビ撮影の裏話や調査の苦労などを頻繁に話してくださり、メディアには表れない生の声を聴くことができます。地理学の教室に限らず、ノーベル賞を受賞した山中教授やゴリラ研究で有名な山極総長などにお会いできる講義も毎年設定されており、そうした方々の話を聞くことができるだけでなく、共に研究に携わることもできる点で京都大学は魅力があると思います。
不満に感じていること:災害時の対応
今回の震災および豪雨によって浮き彫りになった京都大学の欠点だと言えます。まず京都大学には、ネットワーク上に安否確認システムというものが昨年ごろより導入されましたが、今回の地震および豪雨の際には全く機能せず、存在意義が問われました。また震災の日は折しも創立記念日で休校であり、とりわけ大学関係者への被害は少なかったと言えますが、豪雨の際は周囲の大学が休校を宣言する中、規定に達しないとして講義を続行させました。結局は午後に講義の取りやめが決定されたのですがやはり対応が遅く、すでに大学に来ていた遠距離通学の学生や教授は帰宅に苦労しました。こうした大学関係者全員に対する安全への配慮と災害時の対応が望まれるところです。
不満に感じていること②:キャンパスの立地
京都大学3キャンパスのうち桂キャンパスは、通学が容易でないという点が不満だと言えます。桂キャンパスは傾斜の強い丘陵地上に存在し、おまけに鉄道駅からも遠いので、さすがにバスは運行されていますが、アクセスが容易ではありません。桂キャンパスは工学部の研究室があり、しばらく本キャンパスで講義を受けたのち、3~4年目に移動するという仕組みになっています。本キャンパスからは連絡バスも出ているのですが、時間的に合わないがゆえに引っ越しを余儀なくされる人もいました。さらに引っ越しによってもともと本キャンパスでサークル活動をしていた人が参加しにくくなるというデメリットもあります。
京都大学のおすすめ学部:文学部
やはり自分が所属しているから、というのもありますが、文学部は研究の選択肢が比較的広いと言えます。言語、社会、歴史が主な3つの柱ではありますが、その中で行われていることは多種多様であり、文学部なのに理系的な研究をしているという分野もあります。私が所属している地理学も文理融合したような学問であり、周囲には理系から転向したという方もおります。研究内容についてもシミュレーションのような仮想的なものから、フィールドワークのような地道なものまであり、また教授陣も研究の指針を親身に考えてくださるので、自分に合ったスタイルで研究を続けていけるというのが京都大学文学部の魅力だと思います。
京都大学に通って良かった?
まず、この大学に入る苦労に見合った経験が、現在得られているということが挙げられます。京都大学は確かに合格は容易でないですが、その分権威の高い教授や専門的な知識を持った学生と出会う機会が多くなり、学生生活の刺激ともなります。実際に私も京都大学に入ったことで格段に多様な価値観を見聞する機会が増えましたし、こういう考えの人も世の中にいるのだという気づきも得られました。また先述の通りサークル活動が自由で選択肢が広く、自分に合った学生生活を楽しむことができるという点でもこの大学に入って良かったと感じております。
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ほかの学生による投稿口コミ(京都大学 文学部)
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回答者プロフィール
- 大学:京都大学 文学部
- 状況:現在大学に通っている
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
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満足している点
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回答者プロフィール
- 大学:京都大学 文学部
- 状況:現在大学に通っている(大学4年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
京都大学の評判・口コミ【文学部編】
満足している点
自主性を重んじる校風なので、私の所属する国語学国文学研究室では自由テーマで研究したいことを研究できます。教授の干渉がほぼゼロなので、自分のペースで学べるところが良いと思…続きを読む
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回答者プロフィール
- 大学:京都大学 文学部
- 状況:大学卒業後、1年以内
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
京都大学の評判・口コミ【文学部編】
満足している点
京大はよく知られている通り、天才級に頭のいい学生がたくさんいます。会話だけをとっても内容が単純明快であり、知的に刺激されることが日常茶飯事です。このように、いい意味で「…続きを読む
不満に感じている点
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回答者プロフィール
- 大学:京都大学 文学部
- 状況:現在大学に通っている(大学4年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
京都大学の評判・口コミ【文学部編】
満足している点
京都大学では多様な授業が開講されています。全学共通科目(一般教養に相当)では、iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授や、ゴリラを始めとする霊長類研究で名高い…続きを読む
不満に感じている点
大学の地名度などから、一目見ようとたくさんの方が吉田キャンパスを訪れます。特に春や秋など修学旅行シーズンには、日本各地から修学旅行の中高生の集団が押し寄せます。正直なと…続きを読む
おすすめ学部:文学部
多様な専修(=研究室)が開講されています。文学系だけでも国文学、英文学、フランス文学、イタリア文学、ドイツ文学、ロシア文学、サンスクリット文学など個性的なものもたくさん…続きを読む
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回答者プロフィール
- 大学:京都大学 文学部
- 状況:現在大学に通っている(大学3年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
京都大学の評判・口コミ【文学部編】
満足している点
本当に面白い教授ばかりでどのゼミも魅力的ですが、私は佐藤教授のゼミに参加しています。メディアについてのゼミで、様々な議論をします。「情報とは何か」や「議論と討論の違いは…続きを読む
不満に感じている点
東京まで行かないと就職説明会や面接などに参加できません。京大から東京まで行くのに交通費もバカにならないので、その点東京の大学の方が有利だと思います。また、学生寮からの通…続きを読む
おすすめ学部:文学部
京大の文学部は社会学も学べるのが特徴です。社会学を通じて文学を学ぶ視点は他にはないと思います。メディアや報道などに興味がある人は文学部を選んだ方がいいと思います。…続きを読む
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回答者プロフィール
- 大学:京都大学 文学部
- 状況:現在大学に通っている(それ以外)
- 性別:男性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
京都大学の評判・口コミ【文学部編】
満足している点
サークル活動がとにかく盛んで、どのようなサークルも探せばあると思います。特にテニスサークルは30を超える数存在しています。また京大公認のサークルの他に、非公認のサークル…続きを読む
不満に感じている点
授業の抽選方法には不満があります。英語や一般教養などの科目には予め定員が決まっており、この定員を超える応募者があった場合には抽選となります。京大の授業は単位取得の難易度…続きを読む
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経済学部をおすすめします。文系理系どちらからでも入ることができるため、文理選択を終わった高3からでも目指す事が可能である他、他の学部に比べて単位取得が容易である点が挙げ…続きを読む
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回答者プロフィール
- 大学:京都大学 文学部
- 状況:現在大学に通っている(大学4年生)
- 性別:女性
- 総合評価:★★★★★(大満足)
京都大学の評判・口コミ【文学部編】
満足している点
学生生活を個人行動で過ごしたい人に優しいキャンパス環境が整っています。例えば学生食堂には、複数人で座れるテーブル以外にも、カウンターや目の前に衝立のある1人席が充実して…続きを読む
不満に感じている点
大学全体として、院へ進み研究を続けるという風潮が強いため、学部生の就職活動への支援が他の私立大学に比べ薄いと感じています。キャリアサポートセンターは存在しますが、面談等…続きを読む
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なんでも出来るという自由の学風を体現した学部であるためです。専門の単位は全て、全学共通科目であるため、学問領域にこだわらず幅広く知識を蓄えるという贅沢な学習を実現するこ…続きを読む
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京都大学 文学部の基本情報
目次
満足していること:サークル満足していること②:ゼミ・研究室
不満に感じていること:災害時の対応
不満に感じていること②:キャンパスの立地
京都大学のおすすめ学部:文学部
京都大学に通って良かった?
京都大学(文学部)専用掲示板
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