成城大学の評判・口コミ【経済学部編】

成城大学の特徴

成城大学は幼稚園から大学までがエスカレーター式となっています。しかし大学での内部生はわずかで殆どは通常受験での入学生でした。そのため入学後も内部生の方へも特に壁は感じず接することが出来ました。また、毎年開催される学祭は中高大が同日に開催される為、自由にキャンパス内を行き来できますし、私は内部生ではありませんでしたが高校の教室に入り、飲食店や劇を楽しむことができました。大学までの一貫教育はマイナスのイメージがありましたが、大学に入学後はむしろプラスのイメージに変わりました。

満足していること：キャンパスの環境

夏に行われる大学の見学に高校2年生で参加しました。通常は高校3年生での参加が多いですが、私は指定校を視野に入れていたので2年の夏に複数の大学のキャンパスを訪問しました。駅から近く利便性が良いキャンパスは数多くあり、成城大学もその一つでした。他大学と異なったのは、キャンパス内に緑が多いことと閑静な住宅街に立地しているということです。実際に体験授業や悩み相談、キャンパスツアーに参加して感じたことは、勉強しやすい環境に特化しているということでした。

満足していること②：ゼミ・研究室

私の所属する経済学部経済学科では1年生で基礎知識を学び、2年生からゼミがスタートします。10個近くあるゼミを1日かけて興味のあるゼミに訪問し、後日希望のゼミにウェブから投票する形式です。全てのゼミの定員は約15名程度なので、人気があるゼミは面接や作文、過去の成績など総合的に判断され合否が出ます。2年生からゼミが始まるのは珍しく、4年生の論文発表に向けて時間がたくさんあるのでクオリティの高さが求められる一方で内容の濃い論文を完成することができます。

不満に感じていること：留学制度

留学制度があるのは知っていますが、私の周りで留学経験のある学生はほとんどいませんでした。その理由として考えられるのは費用が高いことです。学生と言えども成人し、立派な社会人になったことを考えると、親に留学費用を出してもらうのは少し気が引ける方もいらっしゃると思います。留学費用の援助対策や奨学金などの立替払い制度が導入されていればもっと多くの学生が興味を持ち留学に前向きになっていたのではないかと思います。

不満に感じていること②：部活動

大学といえば部活よりもサークルやインカレのイメージがありました。しかし、成城大学はインカレに入っている人はほとんどいませんでした。その理由として考えられるのは、入学前後で部活、サークルなどの勧誘がたくさんありますが、インカレの勧誘は一切ありませんでした。良くも悪くも大学内で全てが済んでしまう、外部との交流をあまり持たない内向的な一面があるのかもしれません。そちらの方が向いている方はぴったりだと思います。

成城大学のおすすめ学部：経済学部 経済学科

経済学部というと、文系の大学は大半があるかと思います。なぜ成城大学の経済学部かというと、やはり少人数を意識した授業にあると思います。基本的に教室の座席数は50席程度です。ゼミ用の少人数の教室もたくさんあります。経済というと堅苦しいイメージを持っている方も多いですが授業は少人数で受講できるものも数多くありますので、しっかり身につきます。

成城大学に通って良かった？

キャンパスが１つであるということで、学年が上がるということでキャンパスの異動があることもありませんし、他学部の交流も大きあると思います。例えば、部活に加入していても、自分以外の学年や学部の情報を聞くことができます。キャンパス内を歩いていると授業では決して会うことのない友達とご飯を食べたり、全学部共通の授業は一緒に受けることも可能です。大きな大学ではありませんがとってもアットホームな雰囲気だと思います。