青山学院大学の評判・口コミ【国際政治経済学部編】

青山学院大学の特徴

キリスト教の精神に基づいた、伝統のある大学です。キャンパスは二つに分かれており、表参道と渋谷に挟まれた恵まれた立地の青山キャンパスと、広大なキャンパスに対して学生数が少なく広々とした相模原キャンパスがあります。英米文学科や国際政治経済学部など文系のイメージの強い大学ですが、理工学部や社会情報学部など、理系の学部学科も一通り揃っています。近年では陸上部の箱根駅伝連覇がこの大学の主なトピックですが、全国大会での優勝経験のある自動車部などユニークかつ実力のある部活は他にも多数存在しています。

満足していること：キャンパスの環境

青山キャンパスの周辺について、渋谷駅と表参道駅双方からのアクセスが良く、さらに周辺に学生にとって危険な施設が少ないことが美点と言えます。キャンパス内は地価の高い立地にもかかわらず広めで緑も多く、窮屈さを感じることはありません。学内の施設は年々リニューアルされており、学生が快適に過ごすための設備が充実しています。例として、地下食堂のサブウェイ、書店とカフェが一つになったブックカフェや女子学生向けのパウダールームなどは他の大学にはない特徴的な施設と言えるでしょう。

満足していること②：授業

私立大学の授業と言えば、収容人数の大きい教室で100人以上の学生が一度に授業を受ける光景が想像されます。しかし青山学院では、ゼミなどのない一年次から、入門セミナーやグループワークの名目で30人程度という少人数での授業があり、よりきめ細やかな指導が受けられます。一部の学部で開講されている英語の授業群では、20人以下という中学や高校よりも少ないクラス人数での授業があり、これらの授業では一人一人の能力にフィットした指導で語学力の向上が期待できます。

不満に感じていること：部活動

基本的に一つの部活動は二つのキャンパスのいずれかでのみ活動が行われており、かつ二つのキャンパスはかなり離れています(電車で一時間程度)。そのため、自分が所属する学部と異なるキャンパスで活動している部活に入ろうと思うとかなり不便な生活を強いられます。おまけに、相模原キャンパスで活動となっている部活の中には、キャンパス内では場所が足りず隣々町のグラウンドで活動している部活もあります。そんな事情を抱えた相模原の部活に入った青山キャンパスの学生は、多くが退部していきます。

不満に感じていること②：サークル

どこの大学にも、大学公認のサークル、非公認のサークルとありますが、青山学院では非公認サークルの肩身はかなり狭いです。他所の大学では、非公認でも学祭へのブースの出展が認められていることが珍しくありませんが、青山学院では禁止です。普段、食堂や図書館に集まることも非公認団体は禁止されています。公認されれば各種活動はしやすくなりますが、責任者となる大学職員を付けなければならないので、ゲームなど趣味性が高く、あまり真面目な内容とは言えないサークルは申請しづらい、あるいは認可されにくい傾向にあります。

青山学院大学のおすすめ学部：国際政治経済学部

20人以下の少人数編成での英語の授業があります。大変細やかな指導が受けられるので「書く」「話す」などの英語のスキル向上が期待できます。国連大学と連携したセミナーなど、この学部特有の授業があるのも魅力です。

青山学院大学に通って良かった？

年間を通して、進路相談など就職のサポートを受けられる点は魅力的だと思います。一部にマナーの悪い学生もいますが、意識の高い学生も一定数いるのも、真剣に勉強したい学生にとっては安心できるポイントだと思います。明るい学生がサークルなどで集まって飲んだり騒いだりするイメージのある大学ですが、通っている学生は必ずしもそうではなく、ワイワイ騒ぐのが得意ではない学生にもそういう学生なりの居場所やコミュニティがあるので、想像されるほど人を選ばない大学です。