立教大学の評判・口コミ【観光学部編】

立教大学の特徴

立教大学では英語教育に非常に力を入れています。1年次には試験によるクラス分けが行われ、学部にもよりますが約20のランクに分けられます。内容はディスカッション、プレゼンテーション、ライティング、eラーニングの4教科からなり、基礎的な能力だけでなく実際に話す能力も強化することが可能です。2年次からはレベル関係なく自由に科目を選択できる「インディペンス・コース」、週2回の授業で集中的に鍛える「インテンシブ・コース」、試験で一定のスコアを満たさないと履修できない「アドバンスト・コース」の3つのコースから選択することが可能です。「アドバンスト・コース」で一定の科目数を履修すると、卒業時に履修証明書を取得可能です。

満足していること：サークル

新座キャンパスのサークル活動の中心となるのは3階建ての「ユリの木ホール」という課外活動施設です。20以上に及ぶ部室のほか、地下の5つの音楽練習室、アトリエや和室、さらには音響と照明設備が整ったスタジオが設けられています。各階にはラウンジが設けられており、サークル関係の仕事をする際にも円滑に進めることが可能です。また、サークルの種類も一通り揃ってはおりますが、より大規模なサークルに所属したい場合は池袋キャンパスのサークルに所属することも可能です。

満足していること②：ゼミ・研究室

観光学部では、2年次よりほぼ全員が何かしらのゼミに所属することになります。初期は文献購読やレジュメの作り方など学問に関する基本的なテクニックを学んでいきます。その後は社会学や経営学など各専門分野に応じて学習することになります。フィールドに出て研究するゼミもあれば、ひたすらに理論を身に着けてディスカッションを行う学部もあります。学べる分野が幅広いのが観光学部の特長とも言えるでしょう。卒論も基本的にはゼミの指導教員にチェックされることになりますが、卒論自体を書かない学生も一定数存在します。

不満に感じていること：授業

観光学という学問は分野横断的ではありますが、その点専門性に乏しいという欠点があると思います。観光学科はビジネス寄りで比較的テーマが明確なのに対し、交流文化学科は文化人類学や社会学など範囲が広すぎて体系的に学ぶことが難しいです。やはり伝統のある経済学や文学などに比べれば学問としての「深さ」にかけることは否めません。そのため自分がどの分野について学びたいのか事前に明確に決めておかなければ、中途半端な知識の寄せ集めとなってしまうでしょう。

不満に感じていること②：キャンパス

新座キャンパスは最寄り駅である志木駅、新座駅から徒歩20分と非常に遠いです。スクールバスも運行されてはおりますが、時間が限定されており使いやすいとは言えません。自転車やタクシー、公共のバスを使用することによりある程度改善することは可能ですが、追加で費用がかかるため使用している学生は一部です。学食については昼食の時間帯はキャパオーバーになり、さらに体育会の学生が広くテーブルを占領するため窮屈です。キャンパス自体は広く十分な施設やPCの数も用意されており、学ぶ面では不自由は感じられません。

立教大学に通って良かった？

なんといっても施設の自由度が高いのが一番の理由です。音楽練習室は毎日練習が可能でしたし、無料のトレーニングルームなど課外活動に関する設備は非常に充実しておりました。キャリセンターは障害者向けの相談にも親身に乗って頂けますし、相談所のカウンセラーの方も非常に頼りになります。二つ目の理由としては学生の質が良高いことです。それなりのレベルの学生が揃っているだけあり、人柄も良い人が多かったですし、皆学業に対して真摯に立ち向かっていた印象です。