共立女子大学の評判・口コミ【家政学部編】

共立女子大学の特徴

共立女子大学では小規模ながらも総合大学という形をとっているので、先生とも他学科の学生とも交流が多くあります。また取れる単位数は限られていますが他学科の授業を選択することも出来るので、興味があれば他の学科の専門的な勉強を学ぶこともできます。被服学科の学生が食物栄養学科の授業を受けることもできるので見聞を広げることができました。元々専門的な授業の多い大学ですが演習科目も基礎から順に始められるので、元の知識の無い人でも分かりやすい授業内容でした。

満足していること：キャンパス

千代田区という東京の中心にあるキャンパスなのでビル型なのですが、屋上庭園があったり近くには公園が多くあったりと緑の多い環境にあります。そしてとにかくキャンパス内が綺麗でした。掃除をしているスタッフの方に頻繁に出会うくらい、いつも掃除してくれているので常に綺麗に保たれています。演習室も広々としているので残って課題をやりたい時には便利でした。PC室が多くあり、レポート作成だけでなく趣味にも使えるので授業の合間に気分転換することもできました。

満足していること②：進路・就職

本人の頑張り次第ではあるのですが、資格や教員免許を取ることが出来るので進路に関してはやや強みになりました。特に被服学科にあったテキスタイルアドバイザーの資格は被服学科に通わないと取れない取得なので、就職活動中にはそのことをアピールポイントにすることもできました。教授の助手の方にもこの資格を持っている人が多くいて、資格取得のためのアドバイスを受けられる点も良かったと思います。教員免許は実際に教師という職に付かないとしても実習があって大変なので、就職活動でそのことを話すと印象は良かったように思います。

不満に感じていること：サークル

女子大ということもあると思いますが公認サークルの数はあまり多くありません。大学としては他大学のサークルには参加しないようにと言っていますが、実際は近くの他大学のサークルに参加している人も多くいました。文化系のサークルはまだいいのですが体育系のサークルは少ないです。これはキャンパスが狭いので練習できるスペースがあまりないことも関係しているかもしれません。女子学生のみなので人が集まらず出来ないサークルも多くあるように思いました。

不満に感じていること②：ゼミ・研究室

他大学だとゼミが3年生から始まるのに対して共立女子大学のゼミは4年生から始まるので、あまりゼミ内で深く交流を持てるという感じではありませんでした。卒業制作に忙しいので交流のための食事会などは前期の間に少しあるだけでした。就職活動が終わっていない人はピリピリしていますし、置かれている立場が違うので交流は難しいです。３年生からゼミが始まれば卒業制作に取り組む前に交流を持てたり、卒業制作のテーマを早くから考えられるのにと少し不満でした。

共立女子大学に通って良かった？

授業内容には満足しています。結局関係のある職にはつきませんでしたが、やりたかった勉強を詳しく専門的に学べて良かったと思っています。他学科の勉強も新鮮でとても面白かったです。ただ付属の高校からそのまま大学に来る人も多く、そういう人達は既に友達になっていて大学から入る人は友達作りが少し大変でした。入りたいサークルも無くて結局サークルにも入らなかったので、キャンパスライフとしてはあまり満足のいくものではありませんでした。