慶應義塾大学の評判・口コミ【通信教育課程法学部編】

満足していること：スクーリング

通信教育課程の学生は、独学で勉強をやらざるを得ませんが、年二回のスクーリング時には同じ志の友達と交流できたり、学校の先生の生の授業を体験できたりします。やはり、通信教育教育課程の学生は熱心な人が多く、自分にはとても良い刺激になります。また、慶友会というサークルなどの活動も活発で、情報交換をしたり、皆で励まし合いながら卒業に向けて頑張れます。授業では、先生からの心に響くお話を聞く機会もあり、自分のノートに書きこんだりしています。通学生のようなキャンパスライフは送れませんが、遅い青春を楽しんでいます。

満足していること②：図書館が充実している

貴重な文献がたくさんあり、情報量はものすごいレベルだと思います。レポートや卒論を書く学生にとっては、本当にありがたいと思います。地元の図書館に資料がないと学校の図書館にこもってレポートなどを書きます。また、自分の知らない分野の本や歴史的な本に出会うとタイムスリップしたみたいな気になります。勉強をしたい学生にとっては本当にありがたい施設です。週末には図書館にこもって勉強をしている学生がたくさんいます。

不満に感じていること：図書館の本を貸借できない

不満に思うことは、強いて言えば、図書館の本を通学生の様に借りたり出来ないこと。但し、スクーリング中は貸し出しを行っているので、いつも数冊本を借りています。就職やキャリアに、この大学の通信教育を卒業したことを利用している方は周りにあまりいませんが、現在の仕事に学んだ知識を活かしている方はたくさんいると思います。卒業後にも、違う学部に入り直したり、違う学校に進学される方も多いです。しかしレポートの量が半端ではないので、卒業するだけでも大変です。

不満に感じていること②：試験の回数が少ない

年に試験が4回しかないので、単位を取るのが大変です。試験は論述式ですので、しっかり勉強をしていないと不合格になります。もう少し試験の回数を増やして欲しいと思います。他の大学と比較して卒業できる割合が低いのは、試験の回数もあるのではないかと思いますが、皆、仕事の合間やらに時間を作って必死に勉強しています。難関科目もあり、うまく効率よく単位を取るように計画しないと、在学期間に卒業できない人もいます。

慶應義塾大学のおすすめ学部：人によってさまざま

私は法学部ですので法学部の事を書きますが、自由の気質が高く平等精神も強い学校なので、考え方が少し独特だと思います。特に通信教育で法律を学ぶのは大変ですが、教師陣も素晴らしいし、法律を通じて学校の気質みたいなものも感じます。

慶應義塾大学に通って良かった？

時々、何でこんなに大変な事をしているんだろうと思ってしまう事がありますが、まっすぐに向かっていける目標があるのは、ありがたい事です。勉強したい事があって頑張れば、必ずそれに応えてくれる学校だと思います。ただ、ネームバリューだけて入学してくる人もたまにいるみたいですが、本当に真面目な学生が多いので、お互いに刺激を受けつつ、色々な事を共有していけると思います。学食も利用したりして楽しんでいます。