慶応義塾大学の評判・口コミ【薬学部編】

志望理由

医療に関わる研究について興味を持っていたため、関東を中心に医学部や薬学部を多く受験しました。合格したのは関東の有名大学の薬学部5校ほどです。その中で、日本でトップクラスに有名な大学であるこの大学を選びました。また、偏差値も私立大学の薬学部では上位にあるため、クオリティーの高い学生が集まると思い、この大学を選択しました。

大学で勉強していること

薬学部というと薬だけの勉強をすると考えられがちです。しかし、実際の薬学部では人体の機能や構造を理解し、化学物質の構造や反応を理解したうえで生体内での作用を勉強するため、学ぶ内容は多岐にわたります。生物学、有機化学、物理化学以外にも数学や英語の勉強があります。また、患者さんとの関わり方や心理学、法律関係の勉強などもあります。

満足していること：授業のレベルが高い

先生方の中には著名な教授が多くいらっしゃいます。講義の内容は大学院レベルのものまで解説していただけることもあります。わかりやすい講義資料で、難しい講義内容も理解できる生徒が多いです。また、理解できなかったことや気になった話題に関しても丁寧に対応してもらえます。実習も多くあり、実験を通して理解を深めていくことができます。しかし、一回の試験で成績が決まる授業は少なくないため、きちんと勉強する必要があります。

不満に感じていること：キャンパスが狭い

薬学部生は2年生からは基本的に芝共立キャンパスを利用します。このキャンパスは薬学部しか利用しておらず、他学部生との交流が希薄になります。東京タワーの前という立地であるため、とても通いやすい場所にありますが、建物はビルが3つだけであり、講義室もそれほど多くありません。建物の中には実験室や研究室が多くあり、狭いと感じることがあります。建物はやや古く、トイレなどはあまり綺麗ではありません。実験設備や教室内の机などは新しくなっていっています。

慶応義塾大学のおすすめ学部：医学部

授業で交流する際に、とても質の高い学生が集まっていると感じます。立地が良いキャンパスは広くて綺麗な建物が多いです。設備もかなり充実しています。研究分野でも活躍している教授が多く所属しています。さらに、併設されている付属病院はとても大きく有名です。関心のある分野の勉強をする機会が多くあり、勉強したい人にはぴったりだと思います。

慶応義塾大学に通って良かった？

有名大学に通えているという点ではとても良かったと感じています。大学の留学制度やサポートはとても充実しています。教授のレベルが高かったり、医療系の学部が揃っていたりするので勉強になります。しかし、キャンパスが狭いため、勉強をする場所としては少し残念です。また、薬学部は特に授業がとても忙しいため、覚悟が必要だと思います。