留学におすすめの大学は?大学生の本音口コミから分析【2018年最新】
「大学生になったら留学したい、でもどの大学が留学におすすめなの?何を基準に選べばいいかわからない…」
などと悩む方、多くいらっしゃると思います。今後日本は、グローバル化が進んでいくことはほぼ間違いないでしょうから、将来のキャリアや就職活動のことを考えても、大学で外国語のスキルをしっかり身に付けておきたいものです。
そこで今回は、留学に興味のある高校生やそのご両親を対象に、スクールナビに掲載済みの口コミ1,768件から、留学するのにおすすめの大学を調査しました。現役大学生および最近卒業したOB・OGから集めたリアルな口コミを引用しながらご紹介していきます。
口コミから見た、留学におすすめの大学5選
では早速、スクールナビに寄せられた口コミをもとに、留学におすすめの大学を紹介していきましょう。
大阪大学
大阪大学は、学部生だけで15000人、大学院を含めると23000人の、超マンモス総合大学です。特に外国語学部、工学部の生徒の割合が多いです。
多いのは日本人学生だけではありません。キャンパス内に外国人留学生が2480人(2018年5月現在)もいるのです。これは全国でもトップ10に入る数字です。
では早速、留学に関する口コミをご紹介しましょう。
大阪大学は海外の有名大学とパートナーシップを多数持っているため、私はその恩恵を受けました。特に交換留学制度は、大阪大学の授業料を払い、留学先の高い授業料は払うことなく1セメスターもしくは1年間過ごすことができるので大変お得です。
しかも、奨学金情報も定期的に複数入ってくるので、自力で全て1から探す手間が省けて助かりました。今ヨーロッパで大学院に行ってるのですが、これも大阪大学が提携しているプログラムだったため、非常に競争率の高い奨学金を受給することができ、2年間無料で修士課程をやりきることができるようになりました。
阪大では留学のシステムがしっかりとしており、多くの学生が大学在学中や大学院在学中に留学に行っています。今の時代留学に行くこともあまり珍しいことではなくなり、自主的に留学に行くことも可能ではありますが、やはり学校としてのサポートがある阪大はとても留学しやすい環境が整っていると思います。また、先輩との交流もしやすいため、留学経験のある先輩から留学の話を聞いて自分の留学に活かすということも可能であるためいいなと思います。
外国語学部は旧大阪外国語大学時代の流れを汲んで、今もなお世界の様々な大学と提携し、留学制度が非常に充実しています。
大阪大学外国語学部ではほとんどの生徒が3年の夏くらいから専攻語の国、または英語圏の国にある大学へ長期留学します。期間はだいたい6ヶ月から10ヶ月がほとんどで、中には12ヶ月以上の留学をする人や、専攻言語の留学と英語圏の留学の2度に渡って留学する生徒もいますが、そこにはやはり安く留学できる体制が整っており、純粋な留学費用のみで考えると国立大学の学費内で留学できるようになっています。
また、外国語学部以外の学部についても同様の留学体制が整っています。
留学制度は非常に充実しています。交換留学では30種類以上の大学から留学先を選ぶことが出来ます。
もちろん言語の能力は必要ですが、それさえ乗りこえれば倍率はそこまで高くありません。何より、大学全体(とくに外国語学部)に「留学して当たり前」という雰囲気があるため、休学や留学による留年には抵抗を持つことは無いと思います。教授たちも留学にはかなり協力してくださいます。学校全体が留学を後押ししてくれるイメージです。
私は外国語学部に所属していますが、大阪大学は交換留学の派遣協定を世界各地の多くの大学と組んでいるほか、部局間協定と言って外国語学部と世界の大学とでも協定を結んでいます。そのためアメリカやオーストラリアなどの英語圏以外にも多くの大学に行くことができ、それぞれの人数の枠も多いので、交換留学に行きやすいです。
また、仮に休学しての私費留学を選んだとしても、先生方や大学のサポートも厚く、留学経験のある先輩も多いので話も聞きやすいです。
外国語学部は、学部の特性上、半年~1年程度の留学に行く人が多いです。そのため、交換留学などの留学制度が整っており、海外の提携大学も多いため、留学に行きたいと思っている人にはもってこいの環境だと思います。
交換留学は、阪大に学費を納めながら提携大学に留学するので、留学先で授業料を払う必要がなく、アメリカなどの学費が高い国に留学するにはお得な制度です。しかし、成績や事前の面接で学内選考があるため、ある程度真面目に授業に取り組んでいるのが望ましいです。
大学を休学する私費留学は選考がなく、好きな大学に行けるので、提携校がない専攻語にいる人や、大学に学費を収めたくない人はこちらを選ぶ人も多いです。
大阪大学では、学生に対して「留学奨学金制度」というものが存在しており、一定の条件を満たすことで大学から補助を受けて留学することができます。
この奨学金制度では、外国の大学で授業を受けるお金やホームステイのお金だけでなく、現地で生活するための十分なお金も受けることができ、学生にとって人気の制度となっています。しかし、奨学金制度を得るための一定の条件として、授業での成績なども影響しているため、全ての学生が受けられるものではないようです。
このように、スクールナビの口コミには、大阪大学の留学制度にとても満足しているという声が多く寄せられています。
キャンパスで留学生と交流できる点も魅力
キャンパス内に外国人留学生がいると、自然と英語を使う機会も増えますよね。先ほどもお伝えしたように、大阪大学では多くの外国人留学生を受け入れしているため、彼らと交流することができます。
僕は昼休みに大学の体育館でバスケットボールをするのが日課なのですが、毎日体育館に行くといろんな国からの留学生を見つけます。バスケットボールをし終えた後、留学生たちとお昼ご飯を一緒に食べることもよくあります。
(中略)外国の友達との交流は、英語の練習にもなりますし、何より色々な観点や考え方に触れあることで自分も人として成長できると思います。
外国語学部のあるキャンパスは大きくはありませんが、その分アットホームな雰囲気があります。学部が外国語学部なので留学生も多く、留学生と交流する場が多くあります。部活動や授業などで多く関われることはもちろん、普通に食堂に行くだけでも沢山お話する機会を持てます。
また大阪大学には、大阪大学留学生会(OUISA)という組織があり、多くの留学生と交流する機会もあります。
OUISA(Osaka University International Students Association)は、学部から博士課程までの多数の留学生が所属している組織です。留学生の出身国は、インドネシア、マレーシア、韓国、モンゴルなどアジア諸国を始め、クロアチア、ドイツ、アメリカ、メキシコ、ノルウェー、ブラジルなどなど数え切れないほどです。
毎年60人ほど参加するキャンプや、ウェルカムパーティーなどのイベントが年に10回以上あり、新しい友達を作る絶好のチャンスでもあります。他国出身の友人と交流すると文化や価値観の違いなど面白い発見が毎日あり、自分自身の視野もとても広がりました。こんな経験は他ではできなかっただろうなと思っています。
他にも、多言語カフェという、キャンパス内に外国語でのコミュニケーションを試せる場所もあります。
多言語カフェの日程表(サンプル)
留学で成果をあげるためには、「留学前にある程度の語学力を身につけておくこと」も大事ですが、大阪大学には大学生活のなかに、ごく自然に語学学習や国際交流ができる環境があることがわかりますね。
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上智大学
上智大学は、外国語を習得するのに適した環境が整えられています。
学校内に、外国人留学生が多く、常に英語へのモチベーションが保てる環境があると思います。
また、英語学科でなくても、一般学生用の英語の授業が充実しており、言語教育研究センターというところが、たくさんの英語の授業を開講しています。翻訳、ビジネス英語、ソーシャル英語など各レベルに合わせた授業があるため、英語に自信がない人でも受講しやすくなっています。
この環境のおかげで、英語学科ではなかったのですが、在学中に英語力を伸ばすことができました。
学内には多くの留学生がいるため、特定の日の昼休みに、専攻している第二外国語を母語とする留学生と交流する機会が設けられているほか、通常の授業でも留学生とともに受講することも多いです。
上智大学には多くの国の留学生がおり、留学生とコミュニケーションを取ろうと考えている人には、さまざまな機会があるためです。
例えば、留学生に日本語を教えたり、空港まで迎えに行ったりする学生を大学で募集しています。逆に英語を学びたいと思っている日本人学生のために、留学生とコミュニケーションをとれる教室を用意してくれていたりもします。そのような場を通して出会った留学生と、個人的に連絡を取るようになることもあります。英語を話す機会のみでなく、第二外国語で履修している語学を母国語とする留学生と関わるチャンスも生まれます。
どのサークル・部活にも日本語よりも英語の方が得意な友達がいる
授業以外にも、そもそも外国語を話せる人が多くいる点も大きな特徴です。
キャンパス内には、留学生や帰国子女が多いです。どのサークル・部活に入っても必ず、「日本語よりも英語の方が得意な友達」が出来ます。
実際に私が入っていたサークルでは帰国子女同士が英語で話していたり、短期の留学経験がある子も頑張って会話についていったりするので、「英語が話せることが当たり前」という感覚になり必死に勉強するようになります。結果、社会に出てみると在学中高いレベルにあったことに気づかされ、英語圏の担当箇所を任させるなど自分にはメリットが大きかったです。
SAIMSプログラムで留学以外の学びも
留学では、語学力を身につけるのみならず、「語学を駆使して何を学ぶのか」も重要ですよね。その点、上智大学には、深く学べるプログラムが充実しています。
日本で屈指のグローバル大学と呼ばれるだけあって上智大学は世界中の大学と提携を結んでいます。また、交換留学の枠組み自体にもバリエーションがあります。東南アジア大学協定群のSAIMSプログラムや、中南米へ留学することができるLAPプログラムなど、上智大学でしか体験し得なかったであろうプログラムがたくさんあります。当然スコアが高いほど選択肢も広がりますが、スコアが低くても応募できるプログラムもあるので裾野自体も大変広くなっています。
SAIMSプログラムとは、ASEAN主導の留学プログラムです。マレーシア・インドネシア・タイ・ベトナム・フィリピン・ブルネイの各大学とともに、日本代表で上智大学が参加しています。名門7大学のいずれかで、大学が提供する様々な分野を1学期間学ぶことができます。各大学が提供する学習分野は広く、例えば上智からインドネシアに派遣された学生は、農村社会学・植生・地域経済・ジェンダー問題・文化・イデオロギーなどを学んできました。
どんな勉強をするにしても、日本との考え方や文化の違いを肌で感じ、新たな視野を得られることは間違いありません。留学により新たな分野に興味が出てきたり、将来の展望が開けたりすることもあります。
大学を選ぶ際は「留学先で何を学べるのか」にも注目してみてください。語学研修以外にも豊富なプログラムが用意されている大学がおすすめです。
その他、上智大学生から寄せられた留学に関する口コミをご紹介しましょう。
上智大学は多くの留学協定国があり日本の中でもトップクラスの留学制度が整った大学です。また上智大学には外国語学部の中に数多くの外国語学科が存在しており世界中の言語を学べる環境が整っています。
そして上智大学内にも海外からの留学生が多く学んでおり、世界中の言語を学べるという点においては上智大学は他の大学に比べ有利だと思います。また短期留学など、生徒にとって金銭的にやさしい留学制度が多くあり利用者もとても多いです。
上智大学は長期留学から短期留学まで様々な留学制度があります。長期交換留学は、ある一定以上の成績を修める必要がありますが、1ヶ月の短期留学は成績などは特に関係なく意欲さえあれば選考等なしで行くことができます。私は実際に1ヶ月オーストラリアに35万円で行くことができました。半年や一年は敷居が高いと感じる人でも、留学を経験できます。
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関西外国語大学
引用:国際交流/留学|関西外大
200人が利用するフルスカラシップ
どこの国・大学に留学するのか、どのような制度を使って留学するのかによって、想像以上のお金がかかったり、反対に思ったよりも安く済んだりするもの。「費用面で大学のバックアップや制度があるか」は大学選びにおいてとても重要なポイントの一つですよね。
関西外国語大学には、「スカラシップ」「フルスカラシップ」という制度があります。まずは口コミをご紹介しましょう。
関西外国語大学ではさまざまな留学制度があり、中でもフルスカラシップ(授業料・食費・寮費免除) で2年間の学位留学をすることができます。
スカラシップ制度があり、私がいる英語キャリア学部ではTOEFL550点と学内成績平均80点を取っていれば、授業料・食費・住居費全て学校側から支給されます。
関西外大は、学位留学、2ヵ国留学、交換留学、語学留学など豊富な留学制度で有名ですが、留学する際の返済不要の奨学金制度も充実しています。
交換留学のように留学先の学費がかからないものだけでなく、留学中の寮費や食費のサポートがあるものもあり、留学費用を抑えることができます。もちろん、奨学金を受けるには、書類選考・面接・TOEFLの得点・学業成績と、約1年に渡って選考がありますが、毎年たくさんの学生が奨学金制度を利用して留学に挑戦しています。
通っている大学と留学先との間で「学生が留学したい時には、お互いに授業料はもらわない」という協定が結ばれていて、それに基づいて留学するのが交換留学。授業料は本学へのみ納入すれば良く、留学先では生活費や実費のみを支払えば良いわけです。休学扱いにならないので4年で卒業可能だったり、留学先で取った単位を振り替えることができたりと、お得がいっぱいです。関西外国語大学では、スカラシップという言い方をしています。
先ほどご紹介した口コミで「留学中の寮費や食費のサポートがある」と述べられていたのは、フルスカラシップのこと。授業料の免除に加えて生活費まで給付してもらえるのですから、手厚いですね。
関西外国語大学の年間派遣総数1830人(2017年度)のうち200人がフルスカラシップを利用しています。交換留学の、特に成績上位者に対する費用面でのバックアップが充実しているのが、関西外国語大学だといえるでしょう。
留学のサポートもしっかり
留学は旅行と違って長い間、しかも日本と文化が異なる環境に身を投げるものですから、不安が付き物ですよね。関西外国語大学では、留学に関する不安を解消すべく、留学に関するサポート体制が充実しています。
留学に行くまでの手続きやガイダンスが数回あり、また初めて留学に行く人も多いので持って行った方がいい物や、先輩などの体験談などを事前に教えて貰えたり、分からないことがあれば詳しく説明してくれます。また、留学先から提出物などを送ることがあり、留学に行って放ったらかしにされている感じが全くしませんでした。
世界各国に協定提携大学が約300校あります(半数はアメリカ)。その大学からも生徒の受け入れをしており、留学に行く前にどの地域に行きたいか選ぶ判断材料として、こちらに来ている現地の学生に話を聞くことも可能です。
また、留学前の学期には、留学生別科という、日本に留学に来ている海外の学生のための授業を履修させられます。この制度は人によって賛否両論ありますが、留学への不安を解消する点ではいいのではないかと思います。
留学生や外国語に興味のある学生がたくさんいることも大きな魅力
関西外国語大学は、文字通り「外国語大学」ですから、外国語に興味のある学生や留学生が多く通っています。そのため、留学生との交流や外国語の授業を通じて、外国語の能力を向上させることができます。
英語オンリーの授業を必修で多く受けることが出来る点や、多くの海外留学生がいるので、友達を作ったりして会話の練習することも出来ます。
キャンパスには多くの留学生がいますので、自身の英語力向上をすることもできます。留学前の英語の授業制度はとても整っており、ネイティブの教授から留学準備教育を受けることができます。
(中略)
関西外国語大学の英語の授業制度は、ネイティブの教授から実際に留学先のような教育を受けることができます。スピーキングだけでなく、リーディング、ライティング、文法に特化した教育となっています。
国際会館に行けば留学生と会話をしたりご飯を食べたり関わることができます。実際私自身も友達と国際会館に行き、留学生と友達になり遊んだこともあります。本当に英語が喋りたい方や、向上心があり高いレベルを目指す方には本当にいい学校だと思います。
留学生が多く、海外留学をしなくてもネイティブな外国語に触れられます。実際に家庭事情により留学ができない人もいましたが、留学生との触れ合いの中でたくさん吸収し、英語で会話をすることができるようになった人もいます。
(中略)
外国語を学びたい、海外の文化に触れたい、などの同じ思いの友人とたくさん出会えました。それがまた刺激になって、学ばなければいけないことも興味の湧くことも増えました。それに外国人の友人もできました。ネイティブな外国語に学校で触れ合え、文化なども教えてもらえます。
大学キャンパスのあらゆる所に留学生がいるので、外国人との交流は盛んです。また、スピーキングパートナーというプログラムもあり、ランダムで設定された留学生と最低週一回は1対1で話をする機会を設けられます。LINEを交換する人もいれば、一緒にご飯に行く人もいます。このような触れ合いのおかけで外国人の友達が出来、とても充実した大学生活を送っています。
キャンパス内は、日本語はもちろんですが、英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語で溢れ非常に国際色が豊かです。
大学の提携校がたくさんあり、毎学期たくさんの留学生が日本に来て勉強に励んでいます。700人ほどの留学生と関わるチャンスがあります。「日本語ボランティア」という、留学生の日本語の授業の時に日本人も混じって交流する授業があります。そのおかげで留学生と仲良くなることができ、生きた英語を身に付けることが出来ます。
また、「スピーキングパートナー制度」もあります。日本語と英語を留学生と教えあうことができる制度です。
私は大学時代に「スピーキングパートナープログラム」を受けました。これは日本人学生が、日本に来たばかりの留学生の日本での生活のお手伝いや、日本語と彼らの母国語をお互いに教えあうなど、かなり密に留学生と関わるプログラムでした。このように日本国内で留学をしていない期間でも、外国人学生と接したり、外国の文化に触れることができる国際的な環境の大学でした。
(中略)
ネイティブによるオールイングリッシュの授業が必修でいくつかあります。授業内では日本語使用禁止だったため、半強制的にスピーキング練習になった点が非常に良かったです。
また、テストや課題の説明も全て英語で行われるため、リスニング能力も勝手に向上していきました。どちらかというと、単位が欲しいから課題やテストの勉強をする、という大学生活を送っていたのですが、普段の大学の授業以外に特別な対策をせずにTOEICのスコアが入学時から300点以上アップしました。英語にたくさん触れられる環境が非常に良かったです。
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関西学院大学
関西学院大学は、学部生24000人、大学院を併せて25000人の総合大学です。
留学への年間派遣総数は1632人(2017年度)で、交換留学や長期留学を対象とした選考型の奨学金ももちろんあります。中でも特徴的なのは、「参加者全員支給型の奨学金」があることです。これは、夏休みなどを利用して行く短期の外国語研修やインターンなどにも適用されます。費用面のバックアップが充実している点は、関西外国語大学と同様ですが、その裾野は広く、多くの学生が留学しやすい環境と言えるでしょう。
選択肢が幅広い点が魅力という声が多数
スクールナビに寄せられた口コミには、他の大学と比較して「関西学院大学は留学の選択肢が幅広いので満足している」という声が多く寄せられています。早速ご紹介していきましょう。
関西学院大学には多種多様な留学制度があります。だから、自分の能力、目的に合ったところを留学先としてたくさんの選択肢の中から選ぶことができるので満足しています。
関西学院大学では留学制度の種類が多く、数週間のものから一学期間の中期留学制度、一学期もしくは一年の交換留学も行われています。
(中略)また、英語を学ぶためのものだけではなく海外派遣ボランティアや海外インターンシップの募集もあり、生徒は自分の目的によって留学制度を選択することが出来ます。
留学だけでなく、ワークショップで海外に行けるケースや、西宮のキャンパスで英語を使用した授業など種類も豊富です。特に、カナダの大学との連携体制が整っています。留学期間や希望地に合わせて、様々な選択肢があります。
交換留学制度はどの大学にもあると思いますが、関西学院大学では、アメリカを始め、ドイツ、中国、タイなどにも交換留学ができるようになっておりの幅広い国で留学し勉強に励むチャンスが広がっている点は他の大学よりも選択肢が広がっており大きな魅力だといえます。
目的に応じて幅広い選択肢から留学先を選べるのは、とても魅力的ですよね。
留学のサポートも充実
また選択肢の広さだけでなく、留学時のサポートも充実しているという口コミも複数挙がっています。
留学するにあたってのサポート環境も充実しています。言語センターなどの施設に相談に行き、事前に知識を身につけたり、予算などの問題についても詳しく知ることができます。さらに、実際に留学に行く学生も多く、さまざまな経験を上回生から事前に聞くこともできます。
留学を専門に扱っている機関があり、そこのサポートがとても充実しています。留学前は、冊子や整理されたwebサイトで大まかに情報を得ることができます。さらに詳しく話を聞きたいと思えば、説明会に参加すると、職員の方が丁寧に教えてくれます。
「幅広い選択肢の中から目的別に留学先を選べる」「留学時のサポートが充実している」という点で留学のしやすさを感じられる大学です。
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東京外国語大学
引用: 留学案内 | 東京外国語大学
東京外国語大学は、学部生4000人、大学院生を併せても4500人という規模にも関わらず、年間派遣総数1547人(2017年度)という多さです。「2~3人に1人が長期留学」しているという確かな実績があり、「1人2回以上留学する『留学200%』」を目標に掲げているのは圧巻ですよね。
東京外国語大学では、根本から留学しやすい体制が取られています。
例えば、4学期制(クオーター制)を採用していること。授業の区切りが年4回あるので、1クオーター(約2ヶ月)だけの短期留学も、出発するタイミングが図りやすいのです。
また、休学しても授業料免除であるため、長期の私費留学もしやすくなっています。実際に言語文化学部4年生からも次のような口コミをいただいています。
やはり、留学がしやすい環境は外大ならではだと思います。休学の際には、在籍費なども払う必要がなく、多くの学生が休学をして留学するため5年在籍してから卒業する人が大半です。
そして東京外語会というOB会が世界53箇所に支部があり、現地で留学生をサポートしてくれます。
引用:東京外語会
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スーパーグローバル大学(SGU)創成支援採択校も参考にしてみよう
スーパーグローバル大学とは、文部科学省が日本の大学の国際競争力を高めるために支援している大学群です。「トップ型(世界大学ランキングのトップ100を狙う実力がある)」と「グローバル化牽引型(トップ型に続き、日本のグローバル化を牽引しうる大学)」の2種類があります。
スーパーグローバル大学(SGU)トップ型に該当する大学13校
スーパーグローバル大学(SGU)グローバル化牽引型に該当する大学24校
- 千葉大学
- 東京外国語大学
- 東京芸術大学
- 長岡技術科学大学
- 金沢大学
- 豊橋技術科学大学
- 京都工芸繊維大学
- 奈良先端科学技術大学院大学
- 岡山大学
- 熊本大学
- 国際教養大学
- 会津大学
- 国際基督教大学
- 芝浦工業大学
- 上智大学
- 東洋大学
- 法政大学
- 明治大学
- 立教大学
- 創価大学
- 国際大学
- 立命館大学
- 関西学院大学
- 立命館アジア太平洋大学
この記事でご紹介した大学のほとんどが、スーパーグローバル大学に認定されています。SGUは、外国人教員や受入留学生、本学からの留学経験者数アップの具体的な目標を掲げていますし、そのための体制をしっかり整えています。また政府からの資金援助もあります。
【2018年11月追記】留学におすすめの大学をさらに5校しました
この記事でご紹介した大学以外にも、在校生・卒業生からの留学に対する満足度の高い口コミが多く寄せられている大学と、その口コミをご紹介します。
東洋大学
たくさんの留学方法があり、語学留学、正規留学やボランティアやインターンシップなどがあり、自分に合った留学を選べます。また、奨学金制度(給付型)も充実しており、TOEIC、TOEFLなど点数応じて奨学金の額が変わります。自分の努力の分だけ成果が出ます。
留学先の大学と提携している大学が多くあるので、留学先で取った単位を自分の大学の授業の単位に振り替えてもらえるので留年する心配もありません。イングリッシュコミュニティゾーンという部屋があり、そこにはたくさんの外国人留学生がいるので留年前の英語の勉強もサポートしてくれます。
私の通学している大学では文部科学省からグローバルリーダー校のひとつとして選ばれています。その為、大学内での留学に関することである奨学金制度や情報といったものが、かなり充実しております。
また留学に関する講義なども複数設けられており、私も留学のすすめという留学そのものについて学ぶ講義を受講しました。留学といった貴重な経験をできることですが、中々実際に実行するには勇気がいることを大学が全面的にサポートしてくれる環境は素晴らしいと思います。
東洋大学はスーパーグローバル大学に認定されています。そのことから英語に対する取り組みが活発に行われています。TOEICの授業やスピーキング、ライティングなど英語の授業もいくつかあり充実しています。
また、英語を専門にした事務所がキャンパス内にあり、営業時間内なら英語に関する相談や留学の相談などにも乗ってくれます。他には、英語に関する取り組みをした生徒に対して賞が与えられたりします。より良い賞を取った人には卒業式で表彰します。このように英語に対して学部だけでなく学校全体が力を入れています。
東洋大学では、英語学習・留学支援制度がとても充実しております。なかでも「TOEIC」のスコア次第では多額の留学給付金がもらえるので、他の大学と比べて留学が行いやすいことがとても魅力です。最低でもTOEICスコア450点以上で7万円の給付金がもらえるため、学生たちの英語学習のモチベーション向上につながっております。また、留学同様、海外インターンシップも豊富であり、最短2週間程度から1か月を超えるものもあり、自身のライフスタイルや将来像と照らし合わせて参加することができます。留学や海外インターンシップは就職活動でも役に立つ経験なので、そういった点では、東洋大学の学生は非常に多くの経験を積む機会があると思います。
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神戸大学
留学制度など「グローバル化」に向けた取組みには積極的な大学だと思います。実際の例としては夏期休暇中にオーストラリアへの一ヶ月の留学プログラムがあります。参加人数も多く、1回生のうちから参加する人も多いので、留学や海外に興味がある人はぜひこの制度を利用してほしいです。
神戸大学は様々な短期留学のプログラムが用意されていて一回生の頃フィリピンへの農学英語プログラムに参加しました。そのプログラムでは普通の英会話などのレッスンに加え現地の大学生との交流が特に強く教科書のような英語ではなく生きた英語を学ぶことが出来ました。
プログラムではショッピングモールに行ったりIRRIに訪れたり予定がぎっしりつまっていて全く飽きずに楽しく学べました。日本とは違ったインフラや衛生環境を経験出来たのもかけがえのない財産になったと思います。
グローバル化に力を入れているだけあり、神戸大学は、学生に早いうちから留学に行くことを推奨しています。そのため、頻繁に留学説明会や留学相談会を開催したり、交換留学の制度が整っていたりします。
また、上級生の留学体験のお話を聞く機会もあり、留学はどんなものなのかイメージしやすいことと、安全サポートもしっかりしてもらえるので安心であることから、とても留学しやすい雰囲気があるところがよいです。学内に何カ所もパンフレットが置いてあることからも、留学制度が充実しているといえると思います。
ほとんどの大学、特に国公立大学では、理系学生対象の留学というのがあまり活発ではありません。ほとんどが文系学生向けに組まれた留学プログラムとなっています。
しかし神戸大学では、理系学生向けにも留学プログラムがあります。実際、昨年は工学部からスウェーデンに海外研修が実施されました。全額学校負担というわけにはいかなかったようですが、多くの補助金でヨーロッパの大学を見学できたのは、学生にとって非常に良い学習環境だと思います。
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愛知大学
愛知大学では、「グローバルラウンジ」といって、国際交流ができる施設があります。ここでは、学生同士の交流だけでなく、外国人ネイティブの先生との交流ができます。英語だけでなく、中国語やフランス語などでも交流することができます。また、留学の情報なども得ることができます。
留学制度はかなり整っていると思います。普段から大学からのメールで留学の募集などをして多くの生徒達が利用します。私は短期留学をしたのですが、中期留学、長期留学もあり一年まるまる留学したりすることもできます。留学している間は留学先の学校の授業が相関的になったりしていて留学をしながら単位も取ることができて留年しずに卒業することができます。また、金銭面での大学のバックアップも充実していて留学をしやすいようになっています。
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法政大学
私はSA(スタディー・アブロード)プログラムという、各学部ごとの独自の留学プログラムに参加しました。経営学部では2年生から4年生の秋学期(主に2年の秋)に、アメリカのネバダ州立大学もしくはオーストラリアのモナシュ大学に留学することができます。
約4か月という短い間ではありますが、2,3年次であれば就活前に自分の英語力を高められ、異国の地で生活するという貴重な体験をすることができました。また帰国後も、英語力をさらに伸ばすプログラムがたくさんあり、継続的に学習をすることができます。
法政大学には、SAプログラムという制度があります。そのプログラムでは、小金井キャンパスの学生は、夏にであればアメリカ、冬であればアイルランドに一ヶ月、ホームステイで留学することができます。
事前準備の講習などは回数が多く、説明が丁寧なので、初めて海外に行く人や、ビザ申請をしたことがないというような人、語学力が足りず、英語の書類が苦手な人でも留学できる制度だと思います。また、TOEICのスコア等に応じて留学の費用を10~15万円出してもらえるので、経済的負担も少ないです。
留学制度が他の大学よりも多くあります。提携校も多く、派遣留学では抽選ではありますが大学が提示する条件を満たせば提携校の中から行きたい国を選択することが出来ます。現地学生との交換留学になるので現地での授業料は無料になります。
また、最大で100万円の返済不要の奨学金のようなものが受け取れます。その他にも短期や長期など様々な留学制度が存在します。大学からも留学前や留学中に多くのサポートを受けることが出来ます。
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千葉大学
キャンパス内にはイングリッシュハウスという留学生との交流を深められる施設があります。そこにあるソファーに座り、自由に食事したりコーヒーを飲んだり、漫画を読んだりできます。更にイングリッシュハウスが主体となって、留学生との交流を深められるようイベントを定期的に開催してくれます。
参加するには勇気がいりますが、一度飛び込んでしまえば元々日本に興味があって来ているのですから、フレンドリーな外国人留学生たちは快く受け入れてくれます。
留学希望学生向けのサービスが充実しています。学内に留学希望の学生を支援するための、英語ネイティブの外国人の運営する英語学習支援の施設があり、そこで千葉大学にやってきた留学生と交流でき、英語を学習したり、または、留学生に日本語を教えたりと相互交流が可能です。
もちろんIELTS、TOEFLなどの資格試験の勉強のサポートもあります。留学支援プログラムの紹介も行われています。
千葉大学にはEnglish houseというコミュニティスペースがあり、その空間では基本的に英語でのコミュニケーションがルールとなっています。授業の合間や昼食のときなど時間があるときにEnglish houseに行くと、英語を話したい日本人学生や留学生と英語で楽しくお話しすることができます。
English houseには日本人スタッフが常駐していてサポートをしてくれたり、定期的にパーティが企画されたりなど、英語が得意でないという人でも英語に親しむことができるようになっています。気軽に英語に接する機会を得られるのでとてもいい経験になりました。
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さいごに
留学におすすめの5つの大学(※のちに5校をさらに追加)をご紹介しました。「留学前にある程度の語学力をつけられる環境があるか」「語学習得の他に、何を学べるのか」「費用面でのバックアップは手厚いか」「根本的に留学ありきの体制になっているか」といったポイントがありましたね。留学に興味のある方は、これらのポイントを踏まえて比較検討してみてください。